活躍するフリーランスやパラレル・ワーカーを紹介して、「稼げるフリーランスはここが違う!」と様々な切り口や特徴を伝えてくれるムック本があります。
本日紹介するのは、一般社団法人 プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が監修している、こちらの書籍です。
一般社団法人 プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会『フリーランス&複業で働く!完全ガイド』(日本経済新聞出版社)
この本は、総勢60名の活躍しているフリーランスや複数の仕事をこなしているパラレルワーカーの方々をインタビュー取材し、その仕事術を公開している書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.巻頭インタビュー! 好きを仕事に楽しむ生き方
2.仕事が途切れないフリーランス&パラレルワーカーの基本
3.求められるフリーランスになるためのスキルアップ実践講座
4.自宅、カフェ、コワーキング・・・働く場所だって大事だ!
5.企業 × フリーランスの化学反応がイノベーションを生む!
6.転ばぬ先の杖! フリーランスのリスクに備える
7.法律・税金・公的支援の正しい知識で自分を守る!
この本の冒頭では、好きなことを仕事にして楽しむ、次の5名のフリーランスのインタビュー記事が掲載されています。
◆ 飯塚 浩一郎(コピーライター・ダンサー・ファッションプロデューサー)
◆ 近藤 祥子(エンジニア)
◆ タサン 志麻(家政婦)
◆ モリ ジュンヤ(編集・ライター)
◆ 守屋 実(新規事業のプロフェッショナル)
続いて、伊藤禎則さん(経済産業省)と平田麻莉さん(プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会・代表理事)の対談が掲載されています。
さらに、フリーランス&パラレルワーカーで仕事が途切れない基本を、以下の3つの観点で解説しています。
1.キャリアの棚卸し&つくり方
2.営業術
3.仕事獲得
また、フリーランスになるためのスキルアップ実践講座として、重要な能力・資質のベスト5を、以下の通り挙げて、説明しています。
1.自分を売る力
2.専門性
3.やりとげる力
4.人脈
5.顧客・市場ニーズの把握
これら5つの能力・資質は、私がフリーになって3年間活動している経験からも、まさにその通りだと共感できるポイントです。
今年4月に出版した私の著書『定年後不安 人生100年時代の生き方』(角川新書)では、①時間術、②コミュニケーション術、③情報リテラシー、④健康法の4つを、定年後にも長く、できれば生涯現役で働き続けるのに大切な能力・資質として、紹介しましたが、共通するコンセプトです。
次に、フリーランスの働く場所についても、以下のような様々な選択肢が活用できることを紹介していて参考になります。
◆ 自宅
◆ コワーキングスペース
◆ レンタルオフィス
◆ カフェ
◆ ファミリーレストラン
そして、地方創生という形で、フリーランスやパラレルワークをしている人たちも多く、とくに福岡に多くのクリエーターが集まる状況を紹介しています。
その他に、企業とフリーランスのコラボや、フリーランスのリスクへの備えについても、詳しい解説がなされています。
あなたも本書を読んで、人生100年時代を見据えて、フリーランスやパラレルワークなどの「新しい働き方」を考えてみませんか。
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