「ファーストクラスに乗る人たちの品格、立ち居振る舞い、気配り、思慮深さを含めた人間力すべて」について、51の習慣として整理して伝えてくれる本があります。
本日紹介するのは、元日本航空(JAL)キャビンアテンダントでマナーコンサルタントの毛利仁美さんが書いた、こちらの本です。
毛利仁美『ファーストクラスに乗る人が大切にする51の習慣』(プレジデント社)
この本は、ファーストクラスに乗る日本のトップクラスの方々が、どのような価値観を抱き、どのようなマナーを備え、どのような心構えで日々を過ごしているのかといった「一流の人」に共通する習慣を紹介しています。
つまり、元日本航空キャビンアテンダントの著者が、ファーストクラスの現場で学んだ、究極のビジネスパーソンがいつも実践しているルーティンを紹介している書ということです。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.憧れのファーストクラスのサービスとは?
2.ファーストクラスに乗る人の品格
3.ファーストクラスに乗る人の会話術
4.ファーストクラスに乗る人の人間力
5.ファーストクラスに乗る人の時間の使い方
6.ファーストクラスに乗る人の習慣
この本の冒頭には、以下のようなファーストクラスの特典が写真入りで紹介されていて、イメージが湧いてきます。
◆ 個の空間
◆ 厳選された食事
◆ 極上のホスピタリティー
そして、ファーストクラスに乗る人の「51の習慣」を、その品格・会話術・人間力・時間の使い方・その他に分けて、それぞれ順に実例を挙げながら紹介しています。
その習慣の1つひとつに「成功の秘訣」が隠されている、と著者の毛利さんは言います。
紹介されている「習慣」の中で、とくに私の印象に残り、納得したものを以下に紹介します。
◆ 物の扱い方ひとつにも品格が表れると思おう
◆ ブランドよりも、自分の体格を知り、体に合う服を着よう
◆ 「手荷物は必要最小限」がスマートの条件
◆ 自分の相棒になるようなペンを必ず持ち歩く
◆ お金が「居心地がよい」と思うように財布のなかを整理しよう
◆ 「すみません」ではなく「ありがとう」と言おう
◆ ふとした一言にも、心を動かす力があると考えよう
◆ ひとつのクッション言葉が物事を円滑にする
◆ 話すことより、伝えることを意識しよう
◆ 何かを達成したら、すぐに次の目標に向かおう
◆ 相手が失敗した時こそ懐深く対応できるようになろう
◆ 有効なコミュニケーション術「アイコンタクト」を体得しよう
◆ どんなときも笑顔を忘れないでいよう
◆ 一度口にした約束は必ず守る
◆ 常に好奇心、探究心を持とう
◆ 常に「相手への配慮」を考える癖をつけよう
◆ 人は万能ではないことの意味をよく理解しよう
◆ 決める時は即断即決を心がけよう
◆ 柔らかい心を持ちましょう
◆ 自分だけのルーティンワークを持とう
またこの本には、「スマートなビジネスパーソンになれるレッスン」として、以下の3つが途中に記載されていて参考になります。
1.これだけは押さえておきたい!スマートに見えるテーブルマナー
2.姿勢がよくなる立ち方、座り方
3.瞬時に人を虜にする笑顔の磨き方
あなたも本書を読んで、ファーストクラスに乗る人の習慣を知り、「成功の秘密」を見つけてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を