「マスクの特徴は、『壮大過ぎるビジョンを掲げる一方で緻密なマスタープランに沿ってものごとに取り組み、結果が出るまで何度失敗しようとも決して諦めることなく頑張り続ける』ところにあります。」と述べて、イーロン・マスクの名言を紹介・解説している本があります。
本日紹介するのは、1956年広島県生まれ、慶應義塾大学卒、業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立して、トヨタ式の実践現場やトヨタマンを幅広く取材、成功した経営者の研究をライフワークとしている経済・経営ジャーナリストの桑原晃弥さんが書いた、こちらの書籍です。
桑原晃弥『不可能を可能にする イーロン・マスクの名言』(ぱる出版)
この本は、マスクの考え方や仕事術を知ることは、自分のビジョンや夢を実現したい、いつかは大きなことをしたいと考えている人にとっても参考になるという思いで、マスクの55の言葉を整理して提示している書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.壮大なビジョンを掲げる
2.失敗を恐れることなく信じる道を行く
3.つくるものに愛情と知恵を注ぎ込む
4.チャンスは絶対につかみ取れ
5.トップとして最前線に立ち続ける
6.人生の目標の掲げ方。どう生きるか
7.お金の使い方にこだわり続けろ
この本の冒頭で著者は、「本書を読み、『なるほど』『これはいい』と思ったら、マスクばりにすぐに実行してみましょう。」と述べています。
本書の前半では、「壮大なビジョンを掲げる」および「失敗を恐れることなく信じる道を行く」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ ニッチの市場の覇者よりも、業界全体をひっくり返すことを目指す
◆ 成功への階段は着実に踏んで行け
◆「健全な危機意識」こそが困難を乗り越える力になる
◆ 不満をそのままにせず、荒唐無稽でも解決策を考える
◆ 失敗してなお前に進む。それこそが本当の「挑戦」だ
◆ やりたいことは口にしろ。口にした以上は絶対にやり遂げる
◆ アイデアがあればまずやってみる。それがブレイクスルーにつながる
◆ 成功してもなおリスクを取り続ける
この本の中盤では、「つくるものに愛情と知恵を注ぎ込む」「チャンスは絶対につかみ取れ」および「トップとして最前線に立ち続ける」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 私はものづくりが好きだし、多くのイノベーションを注ぎ込める分野だ
◆「なぜ?」「何のために?」を問う習慣を
◆「できない言い訳」をせず、「どうすればできるか」を考えよう
◆ 常識では不可能なら、非常識が必要になる
◆ インターネット革命は一生に一度のチャンスだ。ほかのことは全部保留だ
◆ 最初は「はったり」でも、いつの日か「実現」する気持ちを忘れるな
◆ 成功には、やる気と汗と。リスクを取る勇気が必要だ
◆ リーダーには「明るい未来」を切り拓く責務がある
本書の後半では、「人生の目標の掲げ方。どう生きるか」および「お金の使い方にこだわり続けろ」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 強い危機意識が困難を乗り越える力になる
◆ 逆境は生き抜く力と知恵を与えてくれる
◆「お金は何に使うか」という目的をしっかり持ち続ける
◆ 圧倒的なスピードや実行力が評価を高め迅雷を生む
あなたも本書を読んで、壮大なビジョンを持って、不可能を可能にするマスクの思考法や仕事の進め方を実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3367日目】