書評ブログ

『「作る」と「使う」の2つで変わる動画で稼ぐ仕事術』

「動画を活用しはじめて、人生の流れが大きく好転した、仕事の幅が広がった、来店者が増えた、売上が上がった、・・・」など、うれしい声が続々届いています、と述べている「動画で稼ぐ仕事術」の本があります。

 

 

本日紹介するのは、損害保険会社勤務を経て、インプリメント株式会社取締役社長(COO)、クリエイティブディレクターとして、500社以上の動画を「作る」、「使う」ことを通してビジネスを伸ばすサポートをしてきている木村博史さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

木村博史『「作る」と「使う」の2つで変わる動画で稼ぐ仕事術 Zoom、YouTube時代の新しい働き方』(WAVE出版)

 

 

この本は、「動画を作って稼ぐ」と「動画を使って稼ぐ」の両方のやり方について紹介している書です。

 

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

 

1.人生が変わる!「動画」大活用術

 

2.2020年からの新仕事術

 

3.動画作成の「コツ」教えます

 

4.さあ、動画を発信してみよう!

 

5.動画を見てもらう法則がある

 

6.Webコミュニケーションで成功する

 

7.場所も時間も超えてビジネスチャンス~zoomで仕事革命を~

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「動画」の定義として、「動く画像」すなわち、テレビや映画などのプロが撮影した映像と区別して、「自分(のチーム)が撮影、制作した動きのある映像」と提示しています。

 

 

 

続いて、動画で稼ぐ方法として、以下の2つを挙げています。

 

 

◆ 動画を作って稼ぐ: 動画を作成、配信することで、来店、商品の購入、受注など収益アップにつなげる

 

◆ 動画を使って稼ぐ: Zoom(ズーム)やskype(スカイプ)など、動画をリアルタイムに配信するWebコミュニケーションツールを利用して、仕事の時短、効率化、生産性の向上につなげる

 

 

 

本書の前半では、「動画を作って稼ぐ」とはどういうことか、またそのメリットについて解説しています。

 

 

 

とくに視聴者に比べて発信者が圧倒的に少なく競合が少ないこと、および5Gで動画が生活の武器になる、というメリットは、今だからこそのもので、早く動画の作成、発信に取り組む意義を強調しています。

 

 

 

次に、未来の働き方を見据えて、動画を仕事に活用するとこんな変化が起こるか、ということを具体例を挙げながら紹介しています。

 

 

 

続いて、動画作成について、初心者にもわかりやすく、基本事項を説明しています。とくに以下の「4つの準備」は重要なコツになります。

 

 

◆ 集中力の限界は90秒

 

◆ キーワードで視聴者の心をつかむ

 

◆「メリデメ」ではなく「デメメリ」で話す

 

◆ 視聴者にしてもらいたいことを伝える

 

 

 

その他に、次のような動画作成のポイントを提示しています。

 

 

◆ プロ並みの構図は「三分割法」で

 

◆ 距離と角度で印象が変わる

 

◆ テロップは1秒4文字でつくる

 

◆ ユーチューブはテンポよくつくる

 

◆ ユーチューブチャンネルをつくる

 

 

 

この本の後半では、撮った動画を数あるSNSの中から、どこでどのように配信するのかのポイントや、各SNSの違いや使い分けのコツを解説しています。

 

 

 

本書の最後で著者は、近年、人気急上昇中のWeb会議システム「ズーム」を中心としたコミュニケーションプラットフォーム使いこなし術を紹介しています。

 

 

 

あなたもこの本を読んで、進化し続ける「ビデオ・ビジネス・コミュニケーション」(=動画が媒介するコミュニケーション)について学び、ビジネスで実践してみませんか。

 

 

 

2020年5月12日に、YouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』【第92回】動画で稼ぐ仕事術とは?にて紹介しています。

 

 

 

 

 

毎日1冊、ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

 

 

 

 

では、今日もハッピーな1日を!