「『段取り』と『スケジュール管理』を味方につけるだけで、私たちの仕事は」驚くほどラクに、そして短い時間で高い成果を上げられます。さらに新しい技術をうまく取り入れれば、これまでの常識を超えたスピードや質が実現できる」と述べている本があります。
本日紹介するのは、愛知県生まれ、南オレゴン州立大学卒業後、インサイトテクノロジー入社。インド企業とのソフトウェア共同開発プロジェクトに従事。 その傍ら、プロジェクトマネジメント協会(PMI)の標準本を出版翻訳、マーケティング担当になってからは、データベース監査市場でシェア1位獲得に貢献 (ミック経済研究所)。外資系企業のFAROでは、日本、韓国、東南アジア、オセアニアのマーケティング責任者を務める。ビジネスファイターズ合同会社を設立、現在はビジネスファイターズ合同会社 CEO、一般社団法人中小企業 AI 活用協会 代表理事、一般社団法人ライフウィズスポーツ協会 理事の飯田剛弘さんが書いた、こちらの書籍です。
飯田剛弘『決定版 仕事は「段取りとスケジュール」で9割決まる!』(明日香出版社)
この本は、「段取りとスケジュール」の本質や考え方に加えて、これからの時代により合った方法やヒントを多数盛り込んでいる書です。
本書は以下の10部構成から成っています。
1.なぜギリギリになってしまうのか?
2.アタマの切り換えを減らす
3.仕事のスケジュールを組むための「仕分け術」
4.「いつまでに」を癖にする「デッドライン」の守り方
5.振り回されない「コントロール術」
6.探す時間を減らす「タスク置き場」の作り方
7.習慣とテクノロジーで進化する時間管理
8.仕事のやり直しを防ぐ「逆算思考術」
9.時間は金よりケチって使え!
10.よくある失敗とその対策
この本の冒頭で著者は、「どうしてここまで多くの仕事に取り組めるのか?答えはシンプルで、『やらないこと』を明確に決めると同時に、段取りとスケジュールを綿密に組み、『今向き合うべき仕事』に集中しているからです。」と述べています。
本書の前半では、「なぜギリギリになってしまうのか?」「アタマの切り換えを減らす」および「仕事のスケジュールを組むための仕分け術」について以下のポイントを紹介しています。
◆ やる気やモチベーションに依存しない
◆ 感情的に判断せず、事実をもとに合理的に考える
◆ 仕事に集中できる仕組みや外部環境を作ることにこだわる
◆ やらないことを決めて、やるべき仕事に集中する
◆ カレンダーを中心に時間軸でタスクを管理する
この本の中盤では、「いつまでにを癖にするデッドラインの守り方」「振り回されないコントロール術」「探す時間を減らすタスク置き場の作り方」および「習慣とテクノロジーで進化する時間管理」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ デッドラインから逆算して、取り掛かる作業を決める
◆ 期限内に完成させることが最重要
◆ 人と違う時間帯に動き、自分でコントロールできない時間帯を減らす
◆ 考える時間を決めて、問題解決に臨む
◆ 相談や確認をお願いしたい人のスケジュールを把握する
◆ できるだけ同じところに資料や情報を集めて保管する
◆ 机の上には何も置かない
◆ 自分に合った時間帯を徹底的に活かす
◆ スキマ時間を使いこなす
◆ 生成AIで時間管理を変える
本書の後半では、「仕事のやり直しを防ぐ逆算思考術」「時間は金よりケチって使え!」および「よくある失敗とその対策」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ スマートゴールで目標を明確にする
◆ 問題を解決するために、焦点を人にではなく行動に当てる
◆ 時間もお金のように予算管理する
◆ スケジュールはデジタルに一本化、手帳はメモ用に!
◆ ”問いかけ” で優先順位をつける
この本の締めくくりとして著者は、「段取りとスケジュール管理は、単なる時間短縮のテクニックではなく、『自分の可能性』を広げるための仕組みです。私は、やらないことを先に決め、価値あることに集中します。」と述べています。
あなたも本書を読んで、「段取りとスケジュール」の要諦を学び、限られた時間で圧倒的な成果を出していきませんか。
ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
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では、今日もハッピーな1日を!【3692日目】