ドキュメンタリー『定年前起業への道-57歳からの挑戦!』の第96回は、「コア事業の考え方」<その1>です。
これまで「ビジネスモデルの構築」や「商品設計」について書いてきた中で、メイン商品としては「自主開催」講座を考えていることを伝えてきました。
少人数の「講座」をビジネスの中核にしていくという考え方や「軸」はブレていないのですが、以下の2点について、もう一度ビジネスの立ち上げ方を考え直しています。
1.ターゲットと商品ラインアップをどうするか
2.ハワイでのビジネスの位置づけをどうするか
上記2点の内、今回はまず1点目の「ターゲットと商品ラインアップ」について述べていきます。
≪ 定年前50代だけでなく層を広げた商品構成に!≫
これまで、「定年後の不安を自分が主役の人生に変える」をキャッチフレーズに、定年退職を直前に控えた50代会社員をメインのターゲットと考えて商品を作ってきました。
しかしながら、テストマーケティングや個別キャリア相談を重ねていく中で、ひとつは団塊ジュニア世代(40歳代半ば)の方々が、人数も多く且つ最も多様な悩みを抱えている、という声に数多く触れました。
団塊ジュニアの方々は、生まれた時から同世代の人口が多く、学校では満員の教室で授業を受け、受験競争も厳しい環境を乗り越えてきました。
会社に入った後も同期入社の人数が突出して多く、ポスト争いの競争で疲弊している、とのことです。40歳代半ばは、子どもの教育に関する悩みも多いし、仕事も最も忙しい時期です。
ひとつは、こうした方々に自分が経験した、英語力を初めとする「ビジネススキルのアップ」や転職の考え方、あるいは「自分が主役の人生」とは何か、について伝えたいと感じています。
また若い20代・30代の人たちからも、年金が当てにできない状況から将来不安を強く持っていて、「どうやって生きていくのか、食べていくのか」を真剣に悩んでいる仲間が多い、ということを聞きました。
そうした中で現在、ビジネスのターゲットと商品構成を考え直しています。まず、コンセプトの組み替えです。
≪ コンセプトは「自分が主役の人生」、実現のためのインプット&アウトプット ≫
ビジネスのコンセプトとして、「自分が主役の人生」を、それぞれの人生ステージで考えていく、それぞれの世代に合った形で提供していく、ことを考えました。
自分自身の経験を整理し、理論構築して、「再現性のある」ノウハウとして提供したいと思っています。
軸は、インプットとして「速読・多読」、アウトプットとして「ブログによる情報発信」です。具体的な組み立てや商品構成については次回以降に説明していきます。
2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと71日です。皆さまの温かい励ましと応援をどうかよろしくお願いいたします。