書評ブログ

定年前起業への道 ~ 50歳からの知的生活習慣(その2)

ドキュメンタリー『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』第35回は、「50歳からの知的生活習慣」の「その2」です。

 

 

≪ 「人生二毛作」のすすめ ≫

 

 

昨日から開始したテーマ「50歳からの知的生活習慣」について、本日の2回目外山滋比古さんの著書から紹介していきます。

 

 

まず昨日、主に解説した「人生二毛作」を提唱した『50代から始める知的生活術』について、書評2015年3月6日付ブログに掲載しましたので、詳しく知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ!

 

 

http://bit.ly/1HNIC5T

 

 

 

この本は、私が「人生の師」と仰ぐ外山滋比古さんの、これまでの生き方と、70歳を超えてから90歳を迎えるまでの生き生きとして充実した日常生活が描かれています。

 

 

「人生二毛作」というのは、まさに私が理想としている「人生設計」です。定年後の人生をどう生きるのか人生の後半戦をどう過ごすのか、というのは「人生のハイライト」で、それは50代の生き方で決まる、というのが外山さんの考えです。

 

 

私もまったく同感で、50歳からの「人生設計」が自分の人生の評価を決することになる、と考えています。

 

 

 

≪ 習慣は第二の天性なり ≫

 

 

さて、外山滋比古さんのもう一冊の著書『知的生活習慣』については、書評2015年3月18日付ブログに掲載しましたので、詳しく知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ!

 

 

http://bit.ly/19x1z1R

 

 

 

 

この本は、外山滋比古さんの大ベストセラー『思考の整理学』日常生活実践篇と呼ばれています。『思考の整理学』は言うまでもなく、若者に絶大なる支持を受けた書です。

 

 

東京大学生協の書籍売上ランキング第1位、京都大学生協で第2位、早稲田大学生協で第1位という本です。

 

 

 

 

 

さて、『知的生活習慣』についてですが、まえがきの冒頭で、外山さんは次のイギリスのことわざを紹介しています。

 

 

Habbit is a second nature. (「習慣は第二の天性なり」)

 

 

この言葉の持つ意味は深い。生活習慣によって、人間は生まれ変わるくらいに変化する、ということです。

 

 

また、よい生活習慣を身につければ、生まれつきの人間よりすぐれた人間になれる、という思想です。これは近代教育に欠けた知恵だ、と外山さんは指摘しています。

 

 

「生活習慣病」が浮かび上がらせたのは、具体的・行動的習慣であって、食事と運動が中心の、フィジカルな生活習慣です。

 

 

体の生活習慣フィジカル生活習慣とすると、心の生活習慣メタ・フィジカルな生活習慣、あるいは「知的生活習慣」と呼んでいます。

 

 

 

 

外山さんは、「知識、情報のあふれる現代では、健康的生活習慣では不充分だ」と言います。精神の不具合や障害を起こすことがあるからです。

 

 

「よい知的生活習慣を身につければ、精神的活力の源となって、人生を豊かにすることができる」ということです。

 

 

「知的生活習慣によって、人間は新しい人間になることができる。その意味で、いわゆる生活習慣よりもいっそう大きな人生的意義がある」と、外山さんは結論づけています。

 

 

外山さんは、以下の3つ「知的生活習慣」の柱と位置付けて、さらに具体的な習慣として本書で自らの生活を紹介しています。

 

 

1.頭に刺激

 

2.体にいたわり

 

3.心を豊かに

 

 

IMG_2092

 

 

最後に締めくくりとして、「みずからを知る」ということを述べています。90歳を超えてなお、現役で「知的創造」を続ける外山滋比古さんの言葉は、重みがあります。

 

 

「生涯現役」として、「知的創造」を続ける人生を、ぜひ私も送りたいと、心に誓っています。

 

 

 

≪ 8/1(土)セミナーを「こくちーず」に掲載 ≫

 

 

昨日、お知らせしました2015年8月1日(土)に開催する「ブログを中核とする個人ブランディング・情報発信・多読法セミナー」について、セミナー・ポータルサイトの「こくちーず」に掲載しました。

 

 

セミナー内容が分かりやすく書かれていますので、ぜひ下記のリンクから、ご覧ください。

 

 

http://kokucheese.com/event/index/309369/

 

 

皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げています。

 

 

 

2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと132日です。皆さまの温かい励ましや応援をどうかよろしくお願いいたします。