書評ブログ

『地球人が知らないお金の話』

「地球を宇宙の一員として、立派に役割を果たす方向へと向かわせなければなりません。そのためには、まず私たちはお金を卒業する必要があります。」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、スピリチュアルは科学であるという理念に基づき、幸福な生き方を提案する Super Life Gallery を主宰している Saarahat(サアラ)さんが書いた、こちらの書籍です。

 

Saarahat(サアラ)『地球人が知らないお金の話 : ほんとうの豊かさは弁財天が教えてくれた』(大和書店)

 

 

この本は、新しい「解放の時代」を迎えたこのタイミングで、改めて私たちが目指す方向性と「お金」の相関性を考え、先進宇宙文明との違い、そして近い未来に必ず始まる宇宙社会との交易に向けて、皆さんが何に取り組む必要があるかを伝えてくれる書です。

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

1.プロローグ なぜ、私がお金の本を書くのか?

2.そもそもお金とは何か?

3.地球人が知らないほんとうの豊かさ

4.お金がない社会を実現する方法

5.エピローグ 勇者たちへ

 

 

この本の冒頭で著者は、「本来お金は、『すべての人にとって価値あるもの』を公平に分配するツールであるべきです。」と述べています。

 

 

本書の前半では、「なぜ、私がお金の本を書くのか?」およびそもそもお金とは何か?」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ シュメール、バビロニア、エジプト、マヤ、ギリシャの古代文明は地球外の知的生命によるもの

◆「金(きん)」を預かりチケットを発行する「ユダヤ商人」が銀行制度の始まり

◆ 戦争をすれば儲かるユダヤ人

◆ 全ローマ帝国の皇帝・コンスタンティヌスが一神教のキリスト教徒に

◆ 金持ちと貧乏人を生み出す地獄のゼロサム・ゲーム

 

◆ 対立を仕向けるユダヤ人のお金の仕組みを使った「儲けのカラクリ」

◆「地球温暖化」という作られた問題

◆ 貧困国の労働者を搾取して作られる安い大量の商品

◆ お金への依存が「奴隷マインド」を生み出す

◆ 教育で「奴隷マインド」が作られる

 

 

この本の中盤では、「地球人が知らないほんとうの豊かさ」について、次のポイントを説明しています。

 

◆ 弁財天=イッチーの教えでは、「人生は財布が決めている」

◆ 魂の目的のために生きる人生を

◆ お金に人生を決めさせない、必要なお金は入ってくる

◆ 自分を幸せにできるのは自分だけ

 

◆ イメージできることは実現する

◆ 価値があるのは「お金」ではなく「人」

◆ 正しく生きるより、楽しく生きる

◆「量子科学」と「水の科学」が発達することで、「不足」「有限化」がなくなる

 

 

本書の後半では、「お金がない社会を実現する方法」について考察されています。主なポイントは以下の通り。

 

◆ 水はあらゆる情報を運ぶ、伝える、記憶する、編集する、複数の情報をつなげる

◆ 食べなくても生きられる、働かなくても生きられる

◆ 技術革新で人の意識を変革する

◆ お金のない世界をイメージする

 

◆ 新しい魂が人生を管理し、豊かに可能性を実現する

◆ 時間の制限を突破する

◆「お金からの卒業」が「地球」の未来をつくる

◆ すべては必然、宇宙の流れに逆らうことはできない

 

 

この本の巻末には、著者のサアラさんと西尾仁志さん(日本興業銀行からネットワークビジネス、外資系保険会社セールスを経て起業、現在はインターネットテレビ局FOTT.TVにて魂の進化・成長をもたらす情報を発信)との対談が掲載されています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ お金より自分らしく自由に生きるライフスタイルを

◆ 人生で自分が主役であることが大事

◆ 優秀なサラリーマンほど独立開業は難しい

◆ 魂の目的に従って生きる

◆ 会社のオーナー・株主と奴隷・従業員との関係

 

◆ 働かなくてもいい社会を

◆ 夢は「年収10億、貯金ゼロ!」

◆「風の時代」「水瓶座の時代」は自分の独自性を活かしていく時代

◆ 生産的、創造的な発信を続けていれば、老後は存在しない

◆ 一回手放さないと新しい流れは入ってこない

 

 

本書の締めくくりとして著者は、「ほとんどの人は、貧困によって食べられなくなる恐怖から、自分に多くの制限を課して、自由な選択や表現を抑圧して生きています。」と述べています。

 

 

さらに、「その結果、本来持っているはずの優れた発想や才能を活かすことができずに、ライスワークに追われて人生を終わらせなければなりません。」と続けています。

 

 

著者のサアラさんが目指す「フリースタイル食堂」は、お金を払っても、払わなくても、いくら払ってもいい食堂です。江戸時代の「風呂文化」に代わって「食堂文化」ができれば素敵なことでしょう。

 

 

本書で提唱されている「奴隷マインド」から解放され、「自分か主役の人生」を目指すというのは、拙著『定年ひとり起業』(自由国民社)で私が提唱したトリプリキャリアで生涯現役で働くライフスタイル同じコンセプトで深く共感します。

 

また、間もなく3月28日に発売する続編『定年ひとり起業 マネー編』(自由国民社)とも共通する考え方が多く、驚きました。ぜひ、本書を手に取ると同時に、拙著2冊を併せて読んでいただければ、幸せな人生設計を作っていくヒントが数多く得られると思い、心から推薦します。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2706日目】