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定年前起業への道 ~ ブログ管理人に必要な9つの心構え(その1)

ドキュメンタリー『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』第31回は、「ブログ管理人に必要な9つの心構え」です。

 

 

≪ ブログ継続に大切なのは、「心構え」だった!≫

 

 

先月19日にブログを「1日2回更新」にしてから1ヶ月が経ちました。従来から続けてきたビジネス書を毎日1冊ずつ紹介する書評に加えて、起業に向けての、このドキュメンタリーを毎日更新しています。

 

 

本業の会社員としての仕事を忙しく続けながら、なぜブログ更新を続けられるのか、という質問を数多く受けるようになってきました。とくに、毎日2回更新はインパクトがあるようです。

 

 

私の答えは、「心構え」です。今日から3回シリーズで、その「心構え」について、「ブログ管理人に必要な9つの心構え」と題して、整理してお届けします。

 

 

 

まず、例によって「タネ本」を紹介します。以前も紹介したブロガーのOZPA(おっぱ)さんの、こちらの書です。

 

 

この本は、単なるブログにアクセスを集めるためのノウハウ本ではありません。ブログの本質に迫る本で、私はこの本から多くの刺激を受けて、毎日ブログを更新するエネルギーとモチベーションを貰っています。

 

 

実はこの本の第5章「ブログ管理人に必要な8つの心構え」という記述があります。私の考える「心構え」とまったく同じではありませんが、かなり共通しています。

 

 

と言うか、この本とかん吉さんの何度も紹介したKindle電子書籍『人気ブログの作り方』を併せて、私が考える「心構え」の骨格ができました。

 

 

 

かん吉さんが提唱する、「ブログを人生の母艦にする」という考え方は、私のブログに対する取り組み姿勢の根幹を成す考え方です。

 

 

 

≪ 心構え1; ブログは一に継続、二に継続 ≫

 

 

ブログは継続がすべて、と言っても過言ではありません。OZPAさんは、先に挙げた本の中で次のように言っています。

 

 

どんなに文章の旨い人がいても、知識が豊富で役に立つ情報発信をしていても、ブログを更新しなければ、毎日コツコツと情報をまとめ、整理し、提示している人には到底かないません。

 

 

あなたは、「事細かに語句の説明をしていても、たった100語しか載っていない辞書」と、「語句の説明は簡素だけれど、10万語が収録されている辞書」とを比べた場合、どちらが人々の役に立つと思いますか?

 

 

「継続」こそが新たなブログ記事を生み度重なる更新こそが書くことへの慣れを与えてくれます。それはさらに質の向上をもたらし、ひいてはブログの「厚み」となって現れます。

 

 

私がブログで毎日書いてきたビジネス書の書評は、1年9ヶ月間の毎日更新によって600冊を超える書評データベースとなりました。私が感銘を受け、仕事や人生の糧にしてきた「素晴らしい名著」を厳選したデータベースです。

 

 

最近のブログでは、かつて書いた「書評」のリンクを貼って、紹介するケースも増えてきました。いくつかの「書評」を組み合わせることで「新たな発想」も生まれてきていて、それだけで新しいブログ記事が書けるようになっています。

 

 

それだけ、毎日コツコツと書き溜め、積み上げてきたストックの力は大きいのです。

 

 

ソーシャルネットワークが人々の生活に深く根付き始めた現代において、自分の存在感を十二分にアピールしていくのは並大抵のことではありません。

 

 

たとえ深く鋭い発言をして注目を浴びたとしても、また新たな波が起これば、その一言はすぐに埋もれてしまいます。そうなれば、新たな波をこちらから起こさなければなりません。

 

 

一言二言の発言で人々の心を掴み、揺り動かせるような人はいないと言えるでしょう。であれば、ネットという社会では、「足跡」を残し続けることでしか、存在価値を表現し続けることはできない、とOZPAさんは言います。

 

 

ブログを続ける上で、「足跡」を残すこと自体は、そう難しい話ではありません。ただただ、更新すればよいのです。一回一回の更新が、毎度毎度、注目を浴びることはないでしょう。

 

 

それでも、自分の意志を持った情報発信は、サーバーが吹っ飛んだりしない限り、ネットという広大無辺なスペースに、あなたの分身となって必ず残ります

 

 

その数が多ければ多いほど、人とのつながりや社会とのつながりを生みやすくなるのは自明の理と言えます。

 

 

 

明日は、「心構え」の2から、ピッチを上げて、順に紹介していくことにしましょう。

 

 

 

2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと136日です。皆さんの温かい励ましや応援をどうかよろしくお願いいたします。