「生まれてから七十七年、小中高大のクラスの友人はひとりもいない。」「自分を顧みてもいうのだが、よくも七十年以上も無事で――災難にも事故にも事件にも遭わず、また大病もせず――、ここまで生きてこられたものですね。まさにご同慶の至りです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1947年大分県生まれ、明治大学政治経済学部を卒業して、洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職、以後、執筆活動に専念している勢古浩爾さんが書いた、こちらの書籍です。
勢古浩爾『77歳、喜寿のリアル:やっぱり昔はよかった!?』(草思社)
この本は、ロングセラー『定年後のリアル』シリーズの著者が、77歳の「なんの変哲もない日々」の近況を明かしつつ、過ぎ去っていった「あの頃の時代」を徹底的に懐かしんで心情を吐露している書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.七十七歳の日々
2.やっぱり働き方は昔がよかった
3.やっぱり人間関係は昔がよかった
4.やっぱり小説も映画も昔がよかった
5.やっぱり音楽もテレビも昔がよかった
6.やっぱり今がいい
この本の冒頭で著者は、「人間はかつて生きてきた時代を懐かしみ、評価したがるものらしい。英語でも ”グッド・オーリド・デイズ good old days”(古き良き時代)という表現があるように、これは人間一般に一種普遍的な感情だといっていいのかもしれない。」と述べています。
本書の前半では、「七十七歳の日々」および「やっぱり働き方は昔がよかった」について以下のポイントを紹介しています。
◆ 神田のキッチン南海のカツカレーといもやの天ぷら定食
◆ 簡単・簡素な生活だが、ミステリー小説と歴史全般に興味
◆ スマホを持たず、ニュースも見ない
◆ 気になるのは血圧とCRE値(クレアチニン)
◆ 勤めた会社が零細企業で和気藹々が残っていたが、洋書販売はジリ貧
この本の中盤では、「やっぱり人間関係は昔がよかった」および「やっぱり小説も映画も昔がよかった」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 昔の小中学校にはいじめがなかった
◆ 好きなことだけするクライマーという生き方に共感
◆ 好きな作家・小説家はみんなじいさん
◆ 映画は現在の勝ち
本書の後半では、「やっぱり音楽もテレビも昔がよかった」および「やっぱり今がいい」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 人生に笑いは必要だが、お笑いはいらない
◆ 作意のない人間に魅かれる
◆ 現在の方がいいのは、人間関係がより寛容になったこと
◆ 文明は限界に突き当たっている
◆ ここまで生きてこられて、ただただ幸運だった
この本の締めくくりとして著者は、「ひとは結局 ”いま” に生きるほかない。」「いまがどんな時代であるにせよ、またどんなに人間を小ばかにするような他人が多くても、それでも人間の本質としての生き方を模索するほかはない。」と述べています。
あなたも本書を読んで、”幸せな生き方” について考え、実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3678日目】