書評ブログ

『走り出すその一歩が未来を変える 走歴30年 65歳市民ランナーストーリー』

「ランニングは孤独なスポーツと思われがちですが、決してそうではありません。ランニングコミュニティに参加することで、一人ではなかなか踏み出せない方も仲間と協力しあいながら、楽しみながら健康的なランニング生活を送る方法をご紹介します。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1959年大分県出身、同志社大学商学部卒業後、AIU保険会社に入社して、新会社のジェイアイ傷害火災保険株式会社へ出向。その後1994年に転籍し、定年退職後はセカンドライフとして、国家資格キャリアコンサルタント、人材紹介業、結婚相談業およびセミナー講師として活躍する三井宏文さんが書いた、こちらの書籍です。

 

三井宏文『走り出すその一歩が未来を変える 走歴30年 65歳市民ランナーストーリー:ハッピーな人生を獲得する「RICDO作戦」のススメ』(ペーパーバック)

 

この本は、著者の30年間のランニング体験、6組の現役市民ランナーの体験、そして全国251名のランナーからのアンケートによる体験、マラソン女子元日本代表の市河麻由美さんのアドバイスなどから、ランニングの楽しさ、効果、魅力について伝えてくれる本です。

 

 

本書は以下の11部構成から成っています。

 

1.ランニングの魅力について

2.ランニングを初めたきっかけ

3.「RICDO(リックドゥ)作戦」について

4.ランニングの楽しみ方

5.大会体験記

6.現役市民ランナー6組のご紹介

 

7.ランニングコミュニティ(走る異業種交流会)

8.おすすめの大会

9.おすすめの練習コースと練習方法

10.まずその一歩を踏み出してみませんか?

11.私の今後の目標

 

この本の冒頭で著者は、全国のランナー251名から回答を得た「ランニングの魅力」に関するアンケート結果の一部を紹介しています。何と40代から始めたランナーが一番多いということです。

 

 

本書の前半では、「ランニングの魅力について」「ランニングを初めたきっかけ」「RICDO(リックドゥ)作戦について」および「ランニングの楽しみ方について以下のポイントを説明しています。

 

◆ 苦しんだ経験なく、達成感と走る仲間という魅力

◆ 生きがい、第3の場所、健康・リフレッシュ

◆「RICDO(リックドゥ)作戦」を意識してランニング

◆ R(リサーチ)、I(インプット)、C(コミュニケーション)、D(ドゥ)、O「アウトプット)

◆ 速く長く自然や景色を楽しみながら走る、大会アフターやランニング仲間

 

 

この本の中盤では、「大会体験記および「現役市民ランナー6組のご紹介」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

 

◆ 気仙沼つばきマラソン(1994年4月17日・35歳)で初10キロ完走

◆ 京都シティハーフ(1996年3月10日・36歳)で初ハーフ完走

◆ HANAマラソン(1998年12月6日・39歳)で初フル完走

◆ 湯のまち飯坂・ふくしまマラソン(2008年10月26日・49歳)でフル自己ベスト

◆ しまなみ海道ウルトラマラソン100キロ遠足(2003年6月7日・44歳)で初ウルトラ100キロ完走

 

◆ 木村信夫:いきなり「東京マラソン」に挑戦

◆ 西田和美:銀行員ママさんランナー

◆ ケロサマ:登山のとれーのんぐで始めたランニング、日本百名山登頂

◆ 阿部寛行・千恵子夫妻:ランニングがきっかけでゴールイン(結婚)

◆ 的場日出加:超ウルトラマラソン・ママさんランナー

◆ とうちゃん&えりさん夫妻:夫のメタボ診断がきっかけでランニングを始める

 

 

本書の後半では、「ランニングコミュニティ(走る異業種交流会)」「おすすめの大会」「おすすめの練習コースと練習方法」「まずその一歩を踏み出してみませんか?」および「私の今後の目標」ついて説明しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆ 走る異業種交流会のランニングコミュニティ、「明走会」など

◆ ランニングコミュニティの立ち上げ

◆ 全国のランナーのおすすめの大会、おすすめの練習コース

◆ スロージョギングんぽすすめ

◆ 今後の目標は、「フルマラソン100回完走」と「全都道府県大会制覇」

 

この本の締めくくりとして、「特別企画:市河麻由美さんインタビュー」が掲載されています。市河麻由美さんは、マラソン女子 元日本代表(JAFF 公認コーチ)です。

 

また、著者の三井宏文さんのKindleデビュー作『人生が変わる! 30代独身のあなたへ 今こそ考えて欲しい10のこと: ハッピーな人生を獲得する 「RICDO(リックドゥ)作戦」のススメ』(Kindle版)も併せて読まれると、「RICDO(リックドゥ)作戦」についてより理解が深まるのでぜひオススメです。

 

大杉潤 公式ブログの書評記事はこちらです。

https://jun-ohsugi.com/column/30dairicdosakusen/

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3406日目】