「第二の人生では、まだまだ英語が役に立つ余地があります。」「現在は生成AIの登場で、お金をほとんどかけずに、自分のペースで英語を学び直せるという便利な機能が整いつつあります。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1969年生まれ、同志社大学文学部卒業後、NHKに入局し、NHK大阪放送局で事件記者として大阪府警を担当、阪神・淡路大震災や薬害エイズ事件などを取材、東京の報道局国際部の記者、NHK Worldぼニュース番組などでも活躍、現在はNHK国際放送局World News部 専任記者の貴島通夫さんが書いた、こちらの書籍です。
貴島通夫『今からでも遅くない!60歳からの英語学び直し術』(プレジデント社)
この本は、定年前後の方々が「とりあえずやってみようか」と思える、生成AIを活用した手っ取り早い学習方法を紹介し、英語の苦手意識を少しでも軽減するための方法を伝授してくれる本です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.定年後こそ、英語学び直しのチャンス!
2.生成AI活用学習法 インプット編
3.生成AI活用学習法 アウトプット編
4.英語をカジュアル化する
この本の冒頭で著者は、「英語学習の3つの軸」を次に通り、説明しています。
◆ 英語ができなかった言い訳とオサラバし、英語への苦手意識をなくす
◆ 中学英語を呼び起こす
◆ 英語必然の環境をつくる
本書の前半では、「定年後こそ、英語学び直しのチャンス!」について以下のポイントを紹介しています。
◆ 定年後の8万時間で、英語学び直しのプロセスを楽しむ
◆ 生成AIで英語学び直しの近道ができた、有効活用しないともったいない
◆ 自分のレベルに合った具体的な英語上達の目標を設定する
◆ 訪日観光客のガイドほど、英語を活かせる場はない
◆ 生成AIを相手に壁打ちで英語トレーニングを継続する
この本の中盤では、「生成AI活用学習法 インプット編」および「生成AI活用学習法 アウトプット編」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 中学英語の学び直し:①5文型、②完了形、③仮定法の応用
◆ 英語で日記を書きまくり、生成AIにチェックしてもらう
◆ スマホで日記用アプリを利用する
◆ 自分英語ニュースでアウトプットして、生成AIと討論する
◆ 難しい言葉は避ける、文は短くする、全体の長さは1分半以内にする
本書の後半では、「英語をカジュアル化する」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ ネイティブが会話で使っているのは、きわめて単純な言葉ばかり
◆ ネイティブは省エネ英語を好む
◆ 句動詞なしの英語はあり得ない、もっと句動詞を覚える
◆ 映画鑑賞より、一般人 vlogger の YouTube動画を視聴する
◆ 自分の趣味に合った vlog を見つけ、自動生成される字幕をチェックする
この本の締めくくりとして著者は、「生成AIを使った英語学習法は、本書で書き切れなかったくらい、枚挙にいとまがありません。」「ぜひ、その自分流のアイデアを活かして、今からでも英語の学び直しを始めてください。」と述べています。
あなたも本書を読んで、英語に対する苦手意識を克服し、生成AIの力を借りながら、自分に合った英語の学び直しを初めてみませんか。
ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UCIwJA0CZFgYK1BXrJ7fuKMQ
では、今日もハッピーな1日を!【3671日目】