「私は1954年生まれの62歳ですが、毎朝、起きるのが楽しくてしょうがありません。やりたいことがあって、毎日時間が足りないくらいです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、モノマネ芸人、ボクサー、役者、画家、書家、ヨガなど、いくつもの顔を持つ「逸楽の達人」とも言うべき、片岡鶴太郎さんが書いた、こちらの新刊新書です。
片岡鶴太郎『50代から本気で遊べば人生は楽しくなる』(SB新書)
この本は、幼いころからプロの「ものまね芸人」になることを夢見て、それを叶え、さらに「魂が喜ぶこと」にチャレンジし続けてきた著者の人生を描いた書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.“ ものまね ” からスタート
2.62歳、まだまだやりたいことだらけ
3.画家として立つ
4.「思い」を「実行」に移す
5.どうやって身を立てるか
6.自分の魂を喜ばせるために何をするか
7.新たなことをはじめる勇気
この本は、著者の片岡鶴太郎の人生の軌跡や、その時々の悩みや決断が、ありのまま、リアルに書かれていて、まるで小説のストーリーに引き込まれるように、一気に読み進んでしまう書です。
ものまねでプロになるまでの修業時代や、ブレイクして売れに売れてからの生活、そして転機になったプロボクサーのライセンス取得を目指す挑戦と、役者への転身など、思わず引き込まれてしまう話の連続です。
さらに、画家として個展に挑戦したり、書家やヨーガとの出会いがあったりなど、何歳になっても新しいことに挑戦できることを実感として伝えてくれます。
この本は、著者の経験を追体験して、純粋に楽しむだけでも読む価値のある本ですが、「人生の達人」の生き方から、さらに様々な生きるヒントを得ることもできます。
私が感銘を受け、自分の人生にもぜひ活かしたいと感じたポイントを以下に挙げておきます。
◆ 心底好きだからやってみたい
◆ 「真似る」ことは「学ぶ」こと
◆ 燃え上がるシード(種)を大切にする
◆ 何かを得るには反復練習するしかない
◆ 無駄なことは何ひとつない
◆ 「ご縁」のありがたさ、人の「縁」の不思議さ
◆ 心の声との対話
◆ ものまねから入って上達する
◆ 反復練習で種に水をやる
◆ シードを信じると出会いが待っている
◆ 新たなチャレンジが好循環を生む
◆ 将来に向けての下準備
◆ 先にやったもの勝ち
◆ 何ごとも上達には反復、反復、反復
◆ 「守破離」ということ
あなたも本書を読んで、著者の片岡鶴太郎さんのように、「自分の魂は何をすれば歓喜するか」を問いかけ、ワクワクすることだけをやる人生をめざしてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を