「本書を読んで実践すれば、月10万円の副収入はたやすい。3年後には、年収が2倍になる。5年後には3倍になって、独立も視野に入ることをお約束します。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、メガバンク行員として25年以上、個人の資産形成と数千件の法人融資などにかかわり、全国の支店長を指導しながら、副業で始めたセミナーは100組超のキャンセル待ちが続き、3年間で1000組超が受講する人気セミナーとなり、その後起業、独立して、お金のソムリエ協会を設立、現在はお金のソムリエ協会会長の坂下仁さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
坂下仁『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』(ダイヤモンド社)
この本は、「家族の絆」「プライベートカンパニー」「稼げるライフワーク」「価値観」という4つの要素から成り立つ「稼ぎ口二刀流」で不安のない未来を手に入れるために、再現性のあるメソッドとして、年収が増えて、節税ができ、お金が貯まる働き方を伝授するための書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.なぜ、これからのサラリーマンは「稼ぎ口」を2つにする必要があるのか?
2.年収が増え、節税でき、お金が貯まる絶対おトクな働き方
3.3つから選べば失敗しない!「稼げるライフワーク」の見つけ方
4.「稼げるライフワーク」でまずは月10万円!
5.「稼げるライフワーク」をオンリーワンのビジネスに育てる
6.「FIRE」より「自由」に「好き」に働きたい人へ。人生をかけるワークを完成させる
7.「稼ぎ口二刀流」初心者のためのなんでもQ&A
この本の冒頭で著者は、「稼ぎ口二刀流」の原型は、2014年1月から、セミナーで伝えてきた「妻社長メソッド」であると述べています。詳細は以下の2冊をご参照ください。
実は私が2015年に、妻が社長の合同会社を設立して独立起業した際に、こちらの2冊で提唱している「妻社長メソッド」をそのまま実践しました。私自身の経験から言っても、誰でも実践可能な「再現性のあるメソッド」です。
本書の前半では、「なぜ、これからのサラリーマンは『稼ぎ口』を2つにする必要があるのか?」および「年収が増え、節税でき、お金が貯まる絶対おトクな働き方」について、以下のポイントを説明しています。
◆ このまま働き続けて、「副業」するが正解
◆ 1970年代生まれは70歳頃、1980年代生まれは75歳頃まで年金がもらえない
◆ 副業と判断されない「副業ごっこ」から始める
◆ 昇給を目指すより副収入を得る方がおトクで、向こう50年稼ぎ続けられる
◆「稼げるライフワーク」を見つけ、「稼ぎ口二刀流」で年収アップと自由な働き方を
◆ 40代で副業ごっこから始め、50代で独立の準備を
◆ 勤め先にバレないように「失言」「住民税」「名前」に気を付ける
◆ ビジネスネームを決めて動くと、「変身効果」と「人口倍増効果」が得られる
◆ 税金と社会保険料を大幅に削減できるプライベートカンパニーを活用する
この本の中盤では、「3つから選べば失敗しない! 稼げるライフワークの見つけ方」および「稼げるライフワークでまずは月10万円!」について解説しています。主なポイントは次の通り。
◆ 超高難度、ハイリスク、労働集約型の3ビジネスはやってはいけない
◆ 成功する「稼げるライフワーク」は、3カテゴリー(物販ビジネス・賃貸ビジネス・情報ビジネス)しかない
◆ 3つのビジネスそれぞれに、入門編・初級編・中級編・上級編・特殊編があり、まずは入門編から
◆ 副業初心者は、①お金を失わない、②単発で試せる、③簡単にできる、の3条件を守る
◆ ブログで奮闘記を綴る
◆ 物販ビジネスでは、5つの価格のずれを掛け合わせる
◆ 賃貸ビジネスの大家業は、中古の戸建てから始める
◆ すべての副業は、情報ビジネスにたどり着く
◆ 情報ビジネスは、①見込み客の認知、②見込み客の底上げ教育、③見極め、④お得意さん化・仲間化、の4コーナーで
本書の後半では、「稼げるライフワークをオンリーワンのビジネスに育てる」および「FIREより自由に好きに働きたい人へ。人生をかけるワークを完成させる」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ ナンバーワンを目指さず、オンリーワンを目指す
◆ 持ち駒を掛け算してオンリーワンに育てる
◆ 同じ分野の本を10冊読んで真似をする
◆ つらい経験がオンリーワンのビジネスを加速させる
◆ 世間のニーズに自分の価値観を掛け合わせて使命感を宿す
◆ 会社のために生きるのではなく、稼げるライフワークのために生きる
◆ 時間は売らない、時間を買う人だけが裕福になる
◆ 副業がうまくいくと、本業がうまくいく
◆ 人生を逆算して、副業や独立を仮決定する
◆ 独立は「家族の理解」「1年分の生活費」「不安要素の解消」を持って考える
この本の締めくくりでは、「稼ぎ口二刀流初心者のためのなんでもQ&A」が掲載されています。皆さんが「稼ぎ口二刀流」を目指すうえで疑問に感じることはすべて網羅されており、参考になります。
またこの本では、序章の年金に関する予測(P31)および、巻末の参考文献の「情報ビジネス」の最初(P268)にて拙著『定年ひとり起業』(自由国民社)が紹介されています。ます。
また、その続編となる新刊拙著『定年ひとり起業 マネー編』(自由国民社)を併せて読んでいただくと、40代で「稼ぎ口二刀流」で準備すれば、スムースに50代で「定年ひとり起業」が実現できるでしょう。
あなたも本書を読んで、40代から「稼ぎ口」を2つにすることで年収アップと自由な働き方を手に入れ、50代で「定年ひとり起業」を実現してみませんか。
2022年4月22日に、YouTubeチャンネル『大杉潤のYouTubeビジネススクール』【第227回】40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさいにて紹介しています。
ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
では、今日もハッピーな1日を!【2726日目】