「転職、独立、出世、倒産、リストラ、どんな未来があなたを待っているか分からない。どんなことにも対応できる力を今から身につけよう!」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、全国恐妻組合連合会事務局長、問題解決コンサルタントの大谷更生さんが書いた、こちらの書籍です。
大谷更生『3年後のあなたが後悔しないために今すぐやるべきこと』(明日香出版社)
この本は、年功序列や終身雇用など、会社にいれば一生安泰という古きよき時代は遠い過去のものになった今、次のような想いを持っている人を対象に書かれたものです。
◆ 今の生活に不満はないけど不安はある
◆ 今を変えたいと思っている
◆ 何かしなきゃと思っているけど、何をしたらいいか分からない
そうした人に対して、3年後に後悔しないために何をしたらいいか、厳選した45項目の処方箋を作って公開したのがこの本です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.自分を知る
2.自分を創る
3.自分を高める
4.自分を伝える
5.自分を広げる
6.相手の役に立つ
この本の冒頭に、「後悔しない生き方診断」が付いていて、まずはそれぞれの質問に「はい」「いいえ」で答えるように指示があります。
そして、「はい」と答えた質問については、質問に対応する項目(処方箋番号)を確認して、別のページに掲載されている「後悔しない生き方すごろく」のマスに終了したことを表す印をつけていきます。
印をつけた処方箋は読み飛ばしても構わない、ということですが、「いいえ」と答えた質問に対する処方箋は必ず読んでください、と著者は述べています。
本書はとにかく読んだらすぐ行動を起こせるように、具体的なお勧めの処方箋が分かりやすく書かれていて、その根拠も含めて説得力があります。
全部で45の処方箋は、ステップを踏んで、後悔しない自分になれるように、進んでいけるようになっていますが、私がとくに共感し、実践している事項を以下に紹介します。
◆ 強みを知る方法は、①今までの人生で一番お金を使ったこと、②一番時間を使ったこと、③どんな悩み相談を受けるか、を考えること
◆ リラックスして身体を緩めることが大切(何もしない時間、呼吸を意識、心に栄養)
◆ 人生イベントの棚卸をして、人生ライフラインを描く
◆ 未来を描くとは、人生脚本を考える、人生最後の日のシナリオを作ること
◆ 自己紹介は、相手が知りたいことを伝える
◆ コミュニケーションは、相手に何が伝わるかが全て
◆ 人は正しいから動くのではなく、納得したから動く
◆ あなたの手本となる人を見つけ、モデリングする
◆ 継続する仕組みを作れば、望む結果が成し遂げられる
◆ 成功体験を重ねることで、自信が持てるようになる
◆ 自分軸を持つには、①親近感、②信頼感、③安心感(=3つの感)で、人と接する
◆ 人のせいにしないで、全ての原因が自分にあると考える
◆ メンターを見つける
◆ 誰に対しても同じ態度で接する
◆ 道を開かれる人は、「ありがとう」をたくさん集められる人
また、本書の最後で著者は、「3つのおかげ」に対する感謝を胸に秘めて、つねに「何のために」を問いかけながら、自分で選んだことをやり続けることを提唱しています。
「3つのおかげ」とは、「人のおかげ」、「腕のおかげ」、「身体のおかげ」です。「人」とは、あなたの周りにいる全ての人、「腕」とは、あなたが今まで自分に投資をして磨き高めてきたスキルや技術のこと。そして、「身体」とは、あなたの肉体のことです。
この「3つのおかげ」を日々の生活の中で忘れないようにするために、心から感じられるようになるために必要なのが、「謙虚」と「感謝」だ、と著者は言います。
「謙虚」とは、素直な態度で接し、人から与えられたことをありのままに受けとめること、「感謝」とは、ありがたいと思う気持ちを表すことだ、と本書では説明しています。
まさにその通りだと、私も同感なので、日々、実践していきたいと思います。
あなたも本書を読んで、一緒に後悔しない人生を歩んでいきませんか。
私、大杉潤は、「まちの本屋」再生プロジェクトとして、クラウドファンディングにより、読書交流会とトークショー・イベントを開催しています。
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では、今日もハッピーな1日を