ドキュメンタリー『定年前起業への道-57歳からの挑戦!』の第116回は、「1dayフェスタ企画準備」<その4>です。
今日は、「1day フェスタ」における基調講演の準備について、講演の後半で話をする「自分が主役の人生」というコンセプトについて説明します。
まず、「自分が主役の人生」とは、人生の「指揮権」を決して手放すことなく、自らが自分の人生をコントロールしていく生き方を指しています。
ヒントになったのはこちらの本です。
通常、会社員の場合、多くは50歳代半ばくらいから役職定年が始まり、収入ダウンが始まります。定年は65歳の会社が多くなってきていますが、一旦60歳で定年退職をして、再雇用の形態で同じ会社で働き続けるケースが多いようです。
そうすると多くの場合は、ラインの管理職からは外され、いわゆる「窓際族」のようなやりがいを感じられない仕事に回されると言います。
また逆に、全く経験のない「営業」の仕事に配置転換され、実績が上がらないと居辛くなって退職に追い込まれたり、仕事に中身が全く変わらないまま収入だけが下がる、というケースもあるようです。
いずれにしても、会社からどんな条件を出されようと受け入れざるを得ない立場に置かれ、まさに自分の人生を会社に決められてしまう、いわゆる「人生の指揮権」を手放した状態になります。
そうした中で、「自分が主役の人生」を貫くには、「定年前起業」をして、自分でコントロールする人生に踏み出していくしかない、ということです。
もう一つ、私が参考にして実践しているのが、外山滋比古さんが提唱する「人生二毛作」という考え方です。外山さんは91歳になる今も現役で執筆活動をされ、「知の創造」を続けていらっしゃいます。
外山さんの本で参考にしたのは、こちらの2冊です。
皆さんもぜひ、定年後の「知的生活習慣」を展望して、今から準備を始めませんか。
2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと51日です。皆さまの温かい励ましと応援をどうかよろしくお願いいたします。