書評ブログ

『体内から若返るアンチエイジング 125歳まで元気に生きる』

最先端医学に基づいた「若返りの知恵」が満載で、いつまでも健康に人生を楽しみたい人に向けた究極の「長生きガイドブック」と言える本があります。

 

 

本日紹介するのは、北海道大学医学部卒業、米国アンチエイジング学会認定医で、満尾クリニック院長、医学博士満尾正さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

満尾正『体内から若返るアンチエイジング 125歳まで元気に生きる』(小学館)

 

 

この本は、細胞の核に存在する遺伝子の研究から明らかになってきた「人間が本来持つ寿命は125歳である」という有力な学説をもとに、アンチエイジング医学の知見を紹介・解説している書です。

 

 

 

本書は以下の9部構成から成っています。

 

 

1.前書き

 

2.老化のサインを見落とすな!

 

3.間違いだらけのアンチエイジング

 

4.日常生活でのアンチエイジング

 

5.老化を防ぐ栄養補給

 

 

6.ストレス・マネジメントで老化を防ぐ

 

7.アンチエイジングのための最先端医療

 

8.外見のアンチエイジング

 

9.おわりに

 

 

 

この本の冒頭で著者は、老化を進める「3つの原因」を以下の通り、挙げています。

 

 

◆ 活性酸素

 

◆ プロテイン・リンケージ

 

◆ ホルモン分泌の変化

 

 

 

この中で、活性酸素は、身体がさびる現象で、動脈硬化、老人性の認知症などの症状となってあらわれます。

 

 

 

また、プロテイン・リンケージとは、細胞内のたんぱく質が糖と結合することで互いに絡み合う現象で、たんぱく質の大切な働きが止まり、代謝が落ち、細胞機能まで低下して老化が進みます。

 

 

 

そして、ホルモン分泌の変化は、老化を進めるホルモンコルチゾール(=別名、ストレスホルモン)、糖分を細胞内に押し込んで脂肪を作るインスリン(血糖値を下げる)が重要です。

 

 

 

一方、若さを保つホルモンとして、DHEA(デヒドロエピアンドステロン)HGH(成長ホルモン)、メラトニン(睡眠誘導作用・抗酸化作用)が重要です。

 

 

 

本書の中盤では、アンチエイジングの常識とされていることにも誤りがあり、正しい知識を整理しています。ポイントは以下の食事・運動・睡眠の習慣です。。

 

 

◆ 血糖値を急激に上げない食べ方をする

 

◆ 食物繊維を十分食べる

 

◆ 朝の食事は控えめに、小魚を積極的に食べる

 

◆ オリーブオイル、和食、マイルド断食のすすめ

 

 

 

◆ ジョギングよりはウォーキング

 

◆ 質のよい睡眠を

 

◆ サプリメントの摂取

 

◆ 鼻から息を吸う腹式呼吸

 

 

 

この本の後半では、ストレス・マネジメントアンチエイジングのための最先端医療として「キレーション治療」が紹介されています。

 

 

 

キレーション医療とは、血管を守る治療で、動脈硬化を防ぐ効果があると言われています。詳細については、ぜひ本書を手に取ってお読みください。

 

 

 

あなたも本書を読んで、125歳まで元気に生きる、最先端医療に基づく「若返り法」を学び、実践してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!