人は誰でも歩き方にクセを持っていますが、歩くという日々の行為を通して、美しい姿勢やしなやかな身のこなしを身に付けて、人生の最後までスッと立ち続けていたい、という願いを実現するための書があります。
本日紹介するのは、健康運動指導士で、運動弱者のための講座を数多く開いている黒田美恵子さんが書いた、こちらの書籍です。
黒田美恵子『100歳まで歩く技術』(二見レインボー文庫)
この本は、日頃運動する機会のない方や、病後、高齢者の方でもムリなく歩き始め、長く歩き続けられるように工夫して書かれています。
ウォーキング専門店にやってきて、自分にピッタリのメニューを買い物カゴに入れていくようなイメージで読んでください、と著者は呼び掛けています。
誰でも「歩ける身体」になる方法として、次の3フロアのメニューが提示されています。
1.歩くための準備をするフロア
2.正しい歩き方を身につけるフロア
3.自分らしい歩きを見つけるフロア
まずは、あなたのからだの状態を把握して、Aタイプ・Bタイプ・Cタイプの3つのタイプのどれに当てはまるかを知り、からだのゆがみや弱点をカバーするエクササイズを始めることになります。
次に、「基本の歩き方」を学び、クセ歩きカウンセリングを受けます。あなたの歩き方のクセを知り、正しい意識の持ち方を身につけながら弱点をカバーするエクササイズに取り組みます。
最後に、A,B,Cのレベル別に、具体的なウォーキング法を学ぶ「目的別ウォーキングレシピ」に取り組み、ストレッチでカからだのケアを行います。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.中高年からのウォーキング
2.「歩けるからだづくり」からはじめよう
3.さあ、歩いてみよう
4.目的別ウォーキングレシピ
5.毎日のストレッチメニュー
本書は、上記のそれぞれの構成ごとに、具体的・実践的なステップやメニュー、レシピが示されているので、自分に合ったものを選択して、すぐに実行できるようになっています。
健康増進、老化防止、ダイエット、ストレス解消、脳活性化など、ウォーキングはいいことだらけだ、と著者は言います。
「もう年だからムリ」とか「体力がないから歩けない」と諦めることなく、本書には、日頃運動する機会のない方や、病後・高齢者の方でも、無理なく歩き始め、長く歩き続けられる工夫がたくさん記してあります。
あなたも本書を読んで、「100歳まで歩ける身体」を目指してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を