書評ブログ

『何を捨て何を残すかで人生は決まる』

「自ら考え、選択し、幸せに、自由に暮らしていく生き方の提案」をしている書があります。つまり、「持たない生き方」です。

 

 

本日紹介するのは、レバレッジコンサルティング代表で、ハワイと日本のデュアルライフを実現し、今は毎年、ヨーロッパやアジア、オセアニアなども旅するライフスタイルを送る本田直之さんが書いた、こちらの書です。

 

 

本田直之『何を捨て何を残すかで人生は決まる』(青春新書インテリジェンス)

 

 

この本は、「持たない」から自由になれるという考え方のもとで、やりたいことをやり切る「選択」と「集中」を薦めています。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.「人生を縛る常識」を持たない

 

2.「なくてもいい物」を持たない

 

3.「必要以上のつながり」を持たない

 

4.「やらなくていい仕事」を持たない

 

5.「振り回されるほどのお金」を持たない

 

 

本書の冒頭で著者は、自分らしいライフスタイルを築いていきたいと本気で思うなら、「人からどう思われてもいい」というくらいの覚悟を持つべき、と言います。

 

 

つまり、持たない生き方に必要なのは、「自分を持つ」という覚悟だ、ということです。

 

 

本田さんによれば、踏み出す前に「大変なリスクだ」と思っていたことのほとんどは、通り過ぎてしまえばどうということはない、ということです。

 

 

決めつけた生き方では可能性を狭めるだけでなく、変化に弱いライフスタイルになってしまいます。

 

 

大事になってくる価値観は、「持てるけど、持たない」という感覚だと、著者は唱えていて、自分で考え、決断するという手順が大切です。

 

 

本書の後半で著者は、好きなことと仕事との関係で、以下のようにポイントを提示してくれています。

 

 

◆ 好きなことを仕事にするのではなく、好きなことが仕事になる

 

◆ いきなり好きなことを仕事にしてはいけない

 

◆ まずは個人としてきちんと稼げるビジネスのスキルを身につける

 

◆ 好きなことを趣味として自由に楽しめるライフスタイルを作り上げる

 

◆ ビジネスパーソンにとっての練習は「勉強」

 

◆ 「量が質に変わる瞬間」を経験するまでは下積み時代

 

◆ オリジナリティを育てるのは、「何でもやります」ではなく、「これしかできません」という姿勢

 

 

本書は、「何を捨て何を残すかで人生は決まる」ということが実感できる書です。

 

 

あなたも本書を読んで、「持たない」というライフスタイルにチェンジしてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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