「意識、思考、周囲の3つを制する者だけが絶対の成功を引き寄せる」と説いている本があります。
本日紹介するのは、フリーで研修やコンサルティングを行っている横山信弘さんが書いた、こちらの書です。
横山信弘『成功を習慣化する3つの記憶』(ポプラ社)
この本は、「自分の潜在能力を100%発揮し、周囲の力も100%引き出すメソッド」を紹介している書です。
本書では、成功に必要な情報や知識が格納されている3つの記憶装置について解説していて、キーワードは以下の3つです。
1.短期記憶
2.長期記憶
3.外部記憶
しかるべきタイミングで、しかるべき記憶装置にアクセスすることにより、あなたは、あなたの描く夢物語の道しるべを手にすることができる、ということです。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.成功をもたらす3つの記憶装置
2.「3つの記憶」の役割
3.「3つの資産」で成功の土台を築く
4.「3つの質問」で脳を活性化する
5.「仲間の記憶」を味方につける
6.「3つの記憶」で成功のお花畑を作る
7.動き出さない人に成功も奇跡も訪れない
本書は、「3つの記憶装置」についての解説が核心で、まず「短期記憶」は別名「ワーキングメモリー」と呼ばれ、ここに自分が描く夢や目標をつねに格納し、条件反射的に思い出すことが重要です。
夢や目標のことをつねに考えていれば、脳はその実現に必要なあらゆる情報を自然と集めるようにできています。
そうすると、長い歳月をかけて蓄積してきた知識の図書館である「長期記憶」から、「短期記憶」の方へ、必要な情報を引き出すことができるようになります。
さらに3つ目の「記憶装置」である「外部記憶」は、あなたの脳の外側にあるものすべてです。この自分以外の誰かや本や資料などを参照することが、外部記憶にアクセスする、という行為です。
願望はできるだけ紙に書き出し、繰り返し見て「短期記憶」であるワーキングメモリーに格納するようにします。
そしてどうしたら実現するかを繰り返し繰り返し「自問自答」すること、飽きるぐらい何度も問い続けることが重要です。
この土台を著者は「心のインフラ」と呼んで重視しています。そしてこの「心のインフラ」を構築するには以下の3つの力が必要です。
1・認知できる力
2.習慣化する力
3.創意工夫する力
そして、自分の「意識レベル」をつねに把握するために、以下の「3つの質問」を投げかけましょう、と著者は言います。
1.アバウトな質問
2.具体的な切り口を使った質問
3.正しい答えを使った質問
つまり、「目標」というのは抽象的ではダメで、それを達成した時のイメージが具体的で、達成するまでの期限も明確に設定されていて、その目標が達成された時の姿が、客観的に見ても実現したと評価できることが必要です。
あなたも本書を読んで、成功を習慣化する「3つの記憶」を活用できるようにしませんか。
速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊読むビジネス力アップ読書法「17の秘訣」』 を無料で差し上げます。ご請求はこちらをクリックしてください!
https://jun-ohsugi.com/muryou-report
では、今日もハッピーな1日を