「1回の読書でここまで知識が身につく!そして読めば読むほど力が飛躍する」と提唱している書があります。
本日紹介したいのは、さまざまな「読書法」の紹介も丁寧にしてくれる1万冊を超える多読家の遠越段さんが書いた、こちらの新刊書です。
遠越段『知識を自分のものとする最強の読書』(総合法令出版)
この本は、シンプルで効率的な読書法を紹介し、本で読んだ知識を確実に自分のものとする最強の読書生活を提案する書です。
本書はとても分かりやすい、以下の5部構成から成っています。
1.多読の技術
2.速読の技術
3.精読の技術
4.手帳・ノートの技術
5.書く技術を磨けば読書の技術と能力が上がっていく
本書で著者が述べている読書論に、私は全面的に同意しています。遠越さんは、フォトリーディングをはじめ、私も研究して読んできた様々な「読書法」の書籍について深い見識を持ったうえで、「多読」を推奨されています。
本書で紹介されている「速読法」、「読書法」の書籍は以下の通りです。
◆ 神田昌典『バカになるほど本を読め!』(PHP研究所)
◆ 宇都出雅巳『どんな本でも大量に読める「速読」の本』(大和書房)
◆ 角田和将『速読日本一が教える1日10分速読トレーニング』(日本能率協会マネジメントセンター)
◆ 角田和将『1日が27時間になる!速読ドリル』(総合法令出版)
◆ 佐藤優『読書の技法』(東洋経済新報社)
◆ 斉藤英治『王様の速読術』(知的生きかた文庫)
本書で著者は、少なくとも1000冊以上は本を読んで、さらに上を目指す人はどこか違う、まったく本を読まない人と仕事の成果がかなり異なってくる、と述べています。
「1000冊以上を読む人は、文章も思考も仕事能力も、必ず一歩先を行っている」と著者は言い、「それを他者に自慢する必要はなく、ただ自己向上のために多読していればいい」ということです。
著者の遠越さんの「速読モード」に入るためのルーチンは以下の通りです。
1.トイレに行く
2.机につく
3.コーヒーを飲む
4.1冊30分と時間を決める
5.本立てに本を45度くらいに立てかけ、ページを開く
6.スマホの電源を切る
7.シャープペンを握る
8.「よーし、読むぞ!」と気合を入れる
以上で集中すると、「30分から1時間で必ず1冊を読破できる」と著者は言います。そうした中で著者の「速読」、「多読」する方法は以下の通りです。
1.強い問題意識を持つ
2.時間を決める
3.本をいかに役立てるかを考える
本書の後半では、読書でインプットした内容をアウトプットする方法として、「手帳・ノートの活用」と「書く技術」について言及しています。
書くことについては極端な例として、以下の書籍が紹介されています。
◆ 福田和也『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』(PHP研究所)
そして文章がうまく、よく書けるようになる三つの原則を以下の通り挙げています。
1.本を大量に読む、できれば名文と言われるもの、古典的なものを読むこと
2.自分でものを考える習慣をつくる、自らの目と自らの頭を一番信じること
3.とにかく日々書き続けること
これら三つは有機的に関係しており、どれ一つもおろそかにはできない、ということです。
あなたも本書を読んで、自分に合った読書生活、知的生産生活を見つけ、自分の人生を充実させ、世の中の活性化に貢献していきませんか。
速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊読むビジネス力アップ読書法「17の秘訣」』 を無料で差し上げます。ご請求はこちらをクリックしてください!
https://jun-ohsugi.com/muryou-report
では、今日もハッピーな1日を