「50歳からの人生をラクにするヒント」が書かれた本があります。本日紹介するのは、コンサルタントのやました ひでこ さんが書いたこちらの書です。
やました ひでこ『50歳からラクになる人生の断捨離』(祥伝社)
この本は、次のような問題意識のもとに書かれています。
◆ 人生が重たく感じられるのは「思考」にとらわれているから
◆ そして、思考はモノに現れる
◆ 「加齢=老い」が一番厄介な思考!
著者は、重たい思考にとらわれている方を「重装備のマラソンランナー」に例えています。50代は新たなライフステージの入り口で、「軽装備」または「装備にこだわらない」マラソンランナーで行きましょう。
「断捨離」とは、そんな人生の片づけです。モノに隠れている思考や観念を解き明かし、自分を縛っている諸々を手放して、そのことに自分で許可を出していくプロセスです。
本書は、以下の6部構成から成っています。
1.新たな自分と出会うために
2.モノが映し出す「自分の心」
3.なぜ、「いい人」ほど溜め込んでしまうのか?
4.不安や思い込みから自由になる
5.人間関係がつらいと思ったら
6.断捨離で「自分人生」を手に入れる
40代から50代にかけては「人生の地殻変動」が起きる時期だと著者は言います。そうした中で、「現状を変えるのは難しくない、自分の心を重くしているモノを取り除けばいいのだから!」と本書では提唱しています。
そして親の観念から解き放たれて、自分が採用した自分の観念で生きていけるのが50歳、50歳から「自分人生」が始まる、というのが著者の思いです。
心の重荷となっている「人間関係」や「観念」は、モノに姿を変えているので、今こそ「人生の断捨離」を、と著者は唱えています。
その秘訣は以下の3つ。
1.商品価値より利用価値で
2.時間軸を「今」に合わせて
3.「モノ軸」ではなく「自分軸」で
詳しい解説はなくても、ポイントは理解できるでしょう。詳しく知りたい方はぜひ、本書をお読みください。
あなたも、50歳という転機の前後に、本書をきっかけとして改めて「人生設計」を考えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!