書評ブログ

『本の中身が頭に入ってこない人のための読書のルール』で多読に挑戦!

「どうしても本が読めないあなたのための本」と銘打って、脳科学に基づく読書法で記憶に残る手法を伝えてくれる書があります。

 

 

本日紹介するのは、私の「多読法」と極めて近い「速習法」というメソッドを延べ1万人を指導してきた園善博さんが書いた、こちらの新刊文庫本です。

 

 

園善博『本の中身が頭に入ってこない人のための読書のルール』(中経の文庫)

 

 

 

この本は、「速習法セミナー」を主宰し、1万人以上の受講者を対象に、「本の読み方」を伝えてきた園善博さんが、本が苦手な人向けに書いた「読書好きになるルール」を書いた本です。

 

 

著者によれば、読書好きになるキモは以下の3点です。

 

 

1.本選びで失敗する経験を持つ

 

2.何度かに分けて本を読む

 

3.目次をしっかり読むクセをつける

 

 

つまり本をたくさん読む人が必ずやっている習慣を身につければよい、ということです。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.読書はなぜ必要?

 

2.正しい本の選び方を身につけよう

 

3.本の内容が頭に入ってくる速習法とは?

 

4.記憶力がみりみる高まる読書の応用技術

 

5.ビジネスで使える読書の応用技術

 

6.本がどんどん読みたくなる読書のメンタルテクニック

 

 

本書は、著者の園善博さんがこれまでに書いてきた「速習法」という、多読・速読のためのメソッドを分かりやすく整理し、読書が苦手な人が取り組めるように易しく解説した書です。

 

 

読書においては、①目的を持つ、②目次を見る、③パラパラ読みをする、④人に説明するなどアウトプットする、といったポイントがあります。

 

 

とくに読んだ後に記憶に残るような読書法でなければ意味がありません。

 

 

読み方としては以下の3種類があります。

 

 

1.スキミング・リーディング

 

2.ターゲット・リーディング

 

3.トレーシング・リーディング

 

 

それぞれの読み方を目的に合わせて使い分けるのが正しいやり方でしょう。

 

 

そのほか、「メモを取る」ことや、音読など聴覚も使うことで記憶に定着する、脳科学の研究から分かった原理も紹介しています。

 

 

あなたも、本書で「速習法」のエッセンスを学び、仕事や人生に活かしてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

 

 

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