ビジネス書を自分に活かし尽くす、知的メソッド・最新版とも言える書が出ました。ビジネス書の作家兼出版ブロデュースを行う水野俊哉さんの書いた最新刊書を今日は紹介します。
水野俊哉『新「ビジネス書」のトリセツ』(カシオペア出版)
この本は、私がこれまで読んできた「読書術」に関する書籍の中で、私が実践したり目指したりしているスタイルに最も近い考え方をしている書です。
水野さんの本はこれまで2冊買っていましたが、今までは殆ど目を通さずに、「読む候補」として「積んドク」状態でした。
ところが、大手書店(ジュンク堂)で本書を見つけで即買い、急いで通読しました。現在、商業出版を目標にしていることもあって、水野さんの活動には大いに共感しました。
著者の水野さんは、年間で累計1000冊のビジネス書を読破するということに驚くと同時に、同じ本を3回読むという記述に触れて、なるほどと納得しました。
私は年間300冊のビジネス書を読んでいますが、確かに3回ずつ読めば近い数字になります。ブログで書評を書くようになってからは私も繰り返し読む本は増えてきました。
さて、本書の構成ですが、以下の6部構成から成っています。
1.ビジネス書のフロントライン
2.ビジネス書とデートせよ
3.ビジネス書の正しい読み方
4.ベストセラーの法則と書き方
5.ビジネス書で得た知識をお金に換える方
6.ビジネス書の資料室
まず、本書の冒頭で著者は、「ビジネス書は面白くて儲かる最高の勉強ツールである」と、言い切っています。
これは、会社を倒産させて3億円の借金を抱えた著者の復活劇という体験から来ているもので、説得力があります。
私も、ビジネス書を読んできたから現在の自分のビジネス上の成果やポジションがあると考えているので、共感を覚えました。
本書の特徴はいろいろありますが、私がとくに感銘を受けたのは、以下の2点です。
1.「読んで」、「書いて」、「話して」、「教える」というサイクル
2.流れが分かる「ビジネス書」の系図と「ビジネス書マトリックス」
上記の1は、今後起業して、私が行おうとしているビジネスそのものです。まず、「ビジネス書」を読んで、「ブログ」に書いて、「セミナー」で人に話して、「講座」で教える、というビジネスです。
水野さんの考え方に、大きく励まされた思いで、同時に早く「商業出版」も実現させたいと感じました。
この点については、昨日アップしたドキュメンタリー『定年前起業への道』の第51回に詳しく書いています。こちらのリンクからご参照ください。
また、上記2の「ビジネス書」の整理・分類は、ほんとうに役に立ちます。私が読んだ本もかなり多くて、納得の分類でした。
ビジネス書にあまり触れていない方々でも、本書の分類や推薦を手掛かりに読んでいけば、最短で最高のパフォーマンスを目指せるのではないか、と思います。
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では、今日もハッピーな1日を!