『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』第7回は、「何で起業するか」をどのように決めたのか、というお話です。いわゆる「ビジネスモデル」の構築です。
私の場合、転職を考えた40歳代前半の頃から、「いつかは起業したい」と考えていました。しかしながら「何で起業するか」は、それから10年以上も決まらないままでした。
人生の最終局面では「ハワイに住みたい」という夢だけをずっと持ち続けていたのです。そんな私に大きな転機を与えてくれたのは、昨年(2014年)出会った、こちらの本です。
三宅哲之『絶対成功「好きなこと」で起業できる』(明日香出版社)
この本は、起業準備でモヤモヤした人にこの一冊!というキャッチコピーで、「会社をやめて、好きなことでメシを食おうじゃないか!」と呼びかけています。(本書の表紙裏側)
そして、次のように続く本書のフレーズが私の心を捉えました。
「会社員としての仕事を続けていくのが何だか不安・・・・」
「会社に左右されずに自分の思うように仕事がしたい」
こんな悩みを抱えていたら、
あなたは新しい人生を歩むことができます。
起業を成功させたいのなら、
情熱を傾けられる「好きなこと」を
仕事にすることが重要です。
起業準備に必要なこと、専門分野を強化する方法、
ビジネスプランの立て方など、丁寧にお教えします!
まさに、私がずっと求めてきたフレーズでした。
この本の書評は、2014年4月14日付のブログに書いています。こちらのリンクからぜひ、ご覧ください!
本を読み終えるとすぐに著者の天職デザイナー三宅哲之さんにメールで連絡し、「モヤモヤ相談」(当時4,000円/時間)をするために会いに行きました。
2014年4月21日に『絶対成功「好きなこと」で起業できる』(明日香出版社)を持参して、池袋の某カフェにて相談のためお会いした瞬間に、「この人に着いていけば必ず起業できる」と、直感的に思いました。
なぜ、そう感じたのかは今でも分かりません。この本から得たインスピレーションが相談の中でも著者本人の言葉から次々に出てきて、この人はブレがない、と感じたのかも知れません。
印象に残っているのは、全て本の中にも書かれていた、以下の言葉です。
1.独立起業には「継続した情熱」と「技術」の両輪が必要
2.起業離陸には失敗しない「手順」というものがある
3.起業は究極の自己実現
4.自分棚卸をして起業の方向性を決める ~ じぶん地図を描こう
5.あなたの宝物を専門分野にする
6.キャッチフレーズと物語プロフィールをつくる
7.ビジネスプランは理想のお客様像の悩みや困りごとを解決するもの
8.リアルとネットで情報発信して顧客を獲得
9.起業に必要な同じ志の仲間と人脈づくり
10.起業は「やり方」より「あり方」という土台が大切
以上のことは、これまで読んできた起業やビジネスプランに関する膨大な書籍を集大成して整理するような内容で、私にはとても「腑に落ちるもの」でした。
相談を終えて別れる前に、著者の三宅さんから本にサインを頂きました。そこに書かれた言葉は以下の通りです。
「謙虚と自信」
2014年4月21日 三宅哲之
私の起業を決める1日だったと思います。
その後、三宅さんの様々なアドバイスやサポートを受けて、その日から起業に向けての準備が始まりました。運命の日から約1年間で、「必ず起業できる」という確信を今は持っています。
起業に向けての準備、これからの活動については、このドキュメンタリーでじっくりと具体的にお話していきます。
2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと160日です。皆さんの温かい励ましや応援をどうかよろしくお願いいたします。