「日本は、次の総選挙でどこへ向かうのか」― その空気感と争点を、一気に体感できる一冊です。
本日紹介するのは、保守言論を代表する月刊誌として知られ、政治・外交・安全保障・メディア論までを縦横無尽に扱う、こちらの最新号です。
『月刊WiLL (ウィル) 2026年3月号』(ワック出版局)
本号は、解散・総選挙を目前にした日本政治を軸に、「高市政権」「対中戦略」「オールドメディア批判」「核・防衛・エネルギー政策」など、現在の日本を取り巻く最重要テーマを一挙に特集しています。誌面と連動したYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」と合わせて読むことで、活字と映像の両面から論点を立体的に把握できる構成になっています。
https://www.youtube.com/@Daily_WiLL
全体を貫くトーンはきわめて明確で、「次の選挙は何を問う戦いなのか」「誰と何と戦うのか」という問題意識が、各論者の筆致からはっきりと伝わってきます。
本書は以下の内容から構成されています。
◎解散・総選挙の展望
■門田隆将・山上信吾…この一戦 媚中勢力〝成敗〟選挙だ!
■佐々木類…政界の姥捨て山⁉ 新党「中道」の背後霊は中国共産党
◎高市・トランプの連携
■坂元一哉…高市・トランプの連帯で世界平和を
■古森義久…対中軟化は大ウソ トランプは中国を最大の脅威と見据えている
■髙山正之・阿比留瑠比…安倍憎し、高市憎し オールドでパーな朝日新聞
■会田卓司(日本成長戦略会議有識者メンバー)…解説します! これが本当のサナエノミクス
■藤井聡・浜崎洋介…トランプという黒船で、さらば「戦後レジーム」だ
◎アメリカベネズエラ攻撃とイラン抗議デモの真相
■飯山陽…日本人はイランを知らなさすぎる
◎対中戦略を説く
■細川バレンタイン…俺流ボクシング平和論 殴られたくなきゃ、殴る練習しろ
■さや(塩入清香)…覚醒しました! 日本は核を持つべきです!
■長尾たかし・山尾志桜里…国民常識 「やはり中国は危険な国だ」
■石平・ほんこん…ようやったね! 石平訪台の快挙!
■宇山卓栄…米国のベネズエラ急襲 トランプを断固支持します――なぜか
◎トンデモ左翼と腐ったオールドメディア
■倉田真由美・橋本琴絵…下腹部に電極!男性に生理痛体験を 小池都知事は正気か!!
■竹内久美子…笑うしかない 朝日「女性候補に笑顔は必要?」
■石井苗子・フィフィ…紅白・尖閣・軍艦島…… NHKはとことん腐っている
■荻野欣士郎…捏造は日常茶飯事 全部バラします! テレビの偏向・ワルの手口
◎外国人スパイ対策
■三枝玄太郎・坂東忠信…中国スパイが大手を振って歩く日本
◎日本の核武装議論
■橋本琴絵…被爆三世の直言 亡国か核武装か
◎エネルギー政策
■石原宏高…悪しき太陽光発電にストップを!
■山本隆三…原発再稼働なくしてサナエノミクス成功なし
◎特別編 現代文学を読む
■田中和生…今は幽霊もUFOも実在する時代
◎中国を詳しく
■渡邊哲也…中国経済は沈没前夜
■編集部…歴史は繰り返す 中国進出企業「在華紡」イジメ
◎くにを守るための皇室皇統論
■葛城奈海…朝日が煽る「愛子天皇」 どれだけ危険か
◎わかりやすい自衛隊の話
■小笠原理恵…大佐・中佐・少佐で何が悪い
◎日露外交は如何に
■渡辺惣樹・福井義高…高市vsプーチン会談への期待
本書(本号)の前半では、解散・総選挙をめぐる政局分析が展開されます。単なる情勢予測ではなく、「何が争点化され、何が覆い隠されようとしているのか」を読み解く視点が特徴です。主なポイントは以下の通りです。
◆ 解散・総選挙は「媚中勢力」一掃の戦いになるという見立て
◆ 新党「中道」をめぐる不可解な動きとその背景
◆ 政界再編の裏で進む勢力地図の変化
◆ 選挙で問われる本当の対中姿勢
◆ 有権者が見抜くべき論点の整理
この本の中盤では、高市政権とトランプ政権の連携、対中戦略、外交・安全保障の核心が掘り下げられます。国際情勢を日本視点でどう捉えるかという点で、刺激の強い論考が並びます。主なポイントは次の通りです。
◆ 高市・トランプ連携が持つ地政学的意味
◆ 「対中軟化」という報道がいかに虚構か
◆ 日本が直面する中国リスクの現実
◆ 核武装議論を避け続けてきた日本の限界
◆ 防衛と抑止をどう現実政策に落とすか
本号の後半では、オールドメディア批判、エネルギー政策、皇室皇統論、外国人スパイ対策など、社会の深部に切り込むテーマが続きます。賛否を呼ぶ論点だからこそ、問題提起としての読み応えがあります。主なポイントは以下の通りです。
◆ メディアの偏向と世論誘導の構造
◆ 太陽光発電・原発再稼働をめぐる現実論
◆ 皇統問題をめぐる危うい議論の行方
◆ 外国人スパイ対策の遅れと危機感
◆「戦後レジーム」からの脱却という視座
本号を通して感じるのは、『月刊WiLL』が単なる時事解説誌ではなく、「どこに違和感を持つべきか」を読者に突きつける雑誌であるという点です。意見の強さゆえに賛否は分かれますが、少なくとも「何も考えずに流される」読み物ではありません。
選挙を前に、ニュースの見方を一段深くしたい人、メディア報道の裏側を自分なりに検証したい人にとって、本号は強い問題意識を与えてくれる一冊だと思います。
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では、今日もハッピーな1日を!【3991日目】