「年金はもう手遅れ」「50歳からでは何もできない」― そんな思い込みを、真正面から覆してくれる本があります。

本日紹介するのは、中央信託銀行(現・三井住友信託銀行)に勤務した後、53歳で独立し、セカンドライフ相談のほか、人生100年時代の “後半戦” をどう生きるかを、年金という切り口から具体的に示し、全国各地でライフプランセミナー等の講師をしているセカンドライフ・アドバイザー、ファイナンシャル・プランナー、社会保険労務士髙伊茂さんが書いた、こちらの新刊書籍です

高伊茂『50歳から逆転する年金戦略』(Kindle出版)

本書のメッセージは、とても明確です。「50歳からでも、年金は戦略次第で逆転できる」。年金というと、
・難しい
・制度が複雑
・結局いくらもらえるかわからない
と感じている方が多いのではないでしょうか。

しかし著者は、「まずは自分の年金を “見える化” すること」。そこからすべてが始まると説きます。

本書は、以下の5部構成から成っています。

1.50歳の壁を越える

2.自分の年金を見える化する

3.年金をどう増やし使うのかの具体戦略

4.老後のお金と時間をどうデザインするか

5.あなた自身の未来設計書をつくる

 

本書の前半では、「50歳」という年齢の意味が整理されます。主なポイントは以下の通りです。

◆ なぜ50歳が人生の分岐点になるのか

◆ 体力・収入・役割が変わり始めるタイミング

◆ 「もう遅い」という思い込みの正体

◆ これから先に備えるための心構え

◆ 年金を“受け身”で考える危険性

 

この本の中盤では、年金の実務的な理解が一気に進みます。主なポイントは次の通り。

◆ 自分の年金額を具体的に把握する方法

◆ ねんきん定期便の正しい読み方

◆ 公的年金の仕組みをシンプルに理解する

◆ 繰上げ・繰下げ受給の考え方

◆ 働き方と年金の関係を整理する

 

本書の後半では、「年金×人生設計」という視点が前面に出てきます。主なポイントは以下の通りです。

◆ 年金をどう増やし、どう使うかの戦略

◆ 老後資金と老後時間をセットで考える

◆ 働き続けることの意味を再定義する

◆ セカンドライフを主体的に設計する発想

◆ 自分だけの未来設計書を描くプロセス

 

本書の価値は、制度解説に終わらず、「行動につながる設計図」を示している点にあります。著者自身、信託銀行での企業内FP経験を経て、53歳で独立し、セカンドライフ・アドバイザーとして活躍してきた方。だからこそ、「理論だけでなく、現実的で実行可能」な年金戦略が語られています。

年金は、ただ受け取るものではなく、人生後半をどう生きるかを支える“ツール”。50代の方はもちろん、40代後半で将来に不安を感じ始めた方にも、ぜひ一度、手に取っていただきたい一冊です。

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では、今日もハッピーな1日を!【3978日目】