書評ブログ

『リタイア日記』

「新しい様々な体験で感受性が大いに刺激を受け、古希を過ぎても知らないことが圧倒的に多い中で、知ることの喜びを感じ、少しでも豊かな人生を過ごしたいと思い、第二の青春を新鮮な気持ちでエンジョイしている。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1951年 兵庫県生まれ、同志社大学経済学部卒業、日新製鋼(株)入社、富山営業所長、岡山支店長、関連会社営業部長他歴任。定年後は取引先である堺鋼板(株)に勤務して2021年5月に退社した岸野 渉さんが書いた、こちらの書籍です。

 

岸野 渉『リタイア日記』(幻冬舎)

 

この本は、現役と時には退職後の人生設計をほとんど考えていなかった著者が、色々試行錯誤しながら生活リズムを作り、日頃の活動の中で感じたこと、感動したこと、ちょっと違うなと思ったことエッセー風にまとめた本です。

 

本書は以下の4部構成からなっています。

1.2021年

2.2022年

3.2023年

4.2024年

 

本書の前半では、「2021年および「2022年」について以下のポイントを説明しています。

◆ まず身体を動かすために、スポーツクラブに入会

◆ たまにファミレスでモーニング定食、決まった座り場所がある

◆ 女性の生命力の強さと介護

◆ 新潟~秋田~弘前の3泊4日、充実の旅で体重増加

◆ 北陸を含めて、年に5回のひとり旅

 

この本の中盤では、「2023年」について述べています。主なポイントは次の通りです。

◆ 第二の故郷、広島・呉へ

◆ 小網神社の銭洗い弁天で1万円札を洗い清め

◆「几帳面さ」はあらゆる行動に反映される

◆ 白内障手術(自己負担2割で18,000円)

◆ 千駄ヶ谷にある将棋会館を立ち見見学

 

本書の後半では、「2024年について説明しています。主なポイントは以下の通りです。

◆ 約10分で終わるヘアカット専門店

◆ 円滑な人間関係を作る「間」

◆ 横断歩道における歩行者優先の徹底を

◆ 人間は自然災害のもとで弱い存在、協力して対処を

 

この本の締めくくりとして著者は、「これから退職を迎える方、すでに退職されて何かしたいが何となしに充実感のない日々を送られている方、私と同様の年金生活者の方に読んでいただければ幸いです。」と述べています。

 

あなたも本書を読んで、定年後のライフスタイルについて考えてみませんか。

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3613日目】