「私が考える生涯現役の男とは、定年など気にせず、気力体力を可能な限り若々しく保ち、死ぬまで稼ぎ続けるオスのことを指します。」「生涯現役の男に『老後』は存在しませんから、老後2000万円を貯める必要はなく、最期の最後まで自分でお金を稼ぎ、自分で使いたいだけお金を消費します。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1962年静岡県生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業後、大手ゼネコンの株式会社間組に入社、中国やアメリカに赴任し海外の文化や出来事を経験、2000年に間組を退社、2001年に株式会社食文化を設立、一般流通にのらない地方の地場食材をネット販売するECサイト『うまいもんドットコム』の運営を開始し、その後さまざまな自治体や企業と提携し食に関する販売促進事業を展開している萩原章史さんが書いた、こちらの書籍です。
萩原章史『枯れない男になるための生き方 生涯現役宣言』(幻冬舎)
この本は、50歳から実践した著者の肉体改造を含め、生涯現役を実現するためのさまざまなアイデアとアプローチを紹介している書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.オスに元気がなく、沈みゆく国ニッポン
2.日本を救うために必要な超重要国家プロジェクト「生涯現役宣言」
3.生涯現役の男になるために<フィジカル編> 時速8キロで歩ける身体を目指せ!
4.生涯現役の男になるために<仕事編> 目の前の仕事に熱狂しろ!
5.生涯現役の男になるために<カネ編> 稼いだお金はすべて自己投資に回せ!
6.生涯現役の男になるために<恋愛編> 20歳年下の女性に好かれる男になれ!
7.生涯現役の男になるために<モミュニケーション編> 武勇伝を語り合い、切磋琢磨できる仲間を増やせ!
8.中年たちよ、立ち続けろ! 生涯現役の男が増えれば、沈みゆく日本はよみがえる
この本の冒頭で著者は、「今、自分がこうして心技体が整った生涯現役の男として活躍できているからこそ、一人でも多くの人に生涯現役の理念を伝えたい」と述べています。
本書の前半では、「オスに元気がなく、沈みゆく国ニッポン」および「日本を救うために必要な超重要国家プロジェクト生涯現役宣言」について、以下のポイントを説明しています。
◆ 日本の少子化と高齢化が止まらない
◆ さらに少子高齢化が進めば、日本経済は破綻し、日本の社会保険制度は崩壊する
◆ 古いビジネスモデルに固執したせいで競争力を失った日本
◆ 世界的に見ても日本の平均賃金は低すぎる
◆ 明治時代から始まった定年制を廃止せよ
◆「老後」という概念があるのは、人間とペットだけ
◆ 生涯現役の男たちが増えれば、日本経済が好転する
◆ 親の介護のためにも、生涯現役であるべき
この本の中盤では、「生涯現役の男になるために<フィジカル編> 時速8キロで歩ける身体を目指せ!」および「生涯現役の男になるために<仕事編> 目の前の仕事に熱狂しろ!」について解説しています。主なポイントは次の通り。
◆ 腰痛を改善するための体幹トレーニング
◆ 高速歩きトレーニングは時速8キロが目標
◆ 時速8キロを目標に毎日30分歩く
◆ 生涯現役のために、握力強化は超重要
◆ 2つのことを同時に行う「ながらエクササイズ」
◆ AIに代替されにくい、直接人間に触れ合える機会の多い職種
◆ 無理だと思った仕事も断らない
◆ 複数の作業を同時並行でこなす
◆ 記憶した知識が無ければ、アイデアは生まれない
本書の後半では、「生涯現役の男になるために<カネ編> 稼いだお金はすべて自己投資に回せ!」「生涯現役の男になるために<恋愛編> 20歳年下の女性に好かれる男になれ!」「生涯現役の男になるために<モミュニケーション編> 武勇伝を語り合い、切磋琢磨できる仲間を増やせ!」および「中年たちよ、立ち続けろ! 生涯現役の男が増えれば、沈みゆく日本はよみがえる」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 将来のために貯めるのではなく、使う
◆ 生涯現役だからこそ、食べることにベストを尽くす
◆ 強いオスは元気な肉体と人並み以上の経済力
◆ 切磋琢磨できる友人とのみ付き合う
◆ 生涯現役のムーブメントこそが、日本再生の起爆剤
この本の締めくくりとして著者は、「先が見えない時代だからこそ、生涯現役の生き方がふさわしいのです。」と述べています。
あなたも本書を読んで、オスとしての本能を覚醒させ、沈みゆく日本を浮上させる原動力となっていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3125日目】