「ペーパーバック版をどのように作るのかということを一言で言ってしまうと『ワードで作った原稿をPDF化してそれをアップロードする』ということです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、うつ病からKindle作家、そしてAudible作家へと進み、文字と音声の両方を使って、自身の想いを届けるべく日々奮闘中の飛立未鳥さんが書いた、こちらの書籍です。
飛立未鳥『Word原稿のKindle本からペーパーバックを作る方法:縦書きさんもパソコン音痴さんも 進め! 紙本への道』(Kindle出版)
この本は、著者の失敗談をまじえつつペーパーバックの作り方を解説している書です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.ペーパーバックに関して知っておいた方が良いこと
2.ペーパーバック版にするための必須5項目
3.ペーパーバック版にするためのオプション3項目
4.表紙の作成
この本の冒頭で著者は、「ワードでKindle本の執筆をしておりすでにその原稿が手元にある方を対象にしております。」と述べています。
本書の前半では、「ペーパーバックに関して知っておいた方が良いこと」について、以下のポイントを説明しています。
◆ ペーパーバックとは、Kindle電子書籍を印刷して製本してもらえたもの
◆ ワードの原稿があれば、簡単にペーパーバック版を作れる
◆ ページ数が多いとカラーは高くなる
◆ 印刷コストを抑えるためには、110ページ前後にする
この本の中盤では、「ペーパーバック版にするための必須5項目」および「ペーパーバック版にするためのオプション3項目」について考察しています。主なポイントは次の通り。
◆ 必須5項目:➀ワード現行をペーペーバック様にコピペし、改行などを調節
◆ ②サイズとフォント設定、➂余白設定、④ページ番号挿入、⑤PDF化する
◆ オプション3項目:➀ヘッダー・フッターの挿入
◆ ②二次元コードへ変更、③縦書き文書でページの並び順を変更する
この本の後半では、「表紙の作成」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 表紙の作成は、➀ページ数をチェック、②KDPの表紙計算ツールに必要事項を入力
◆ ➂数値チェック、④パワーポイントスライドサイズ入力、⑤セーフエリア作成
◆ ⑥Kindle本表紙挿入~全表紙作成へ
◆ 悩む値段設定
この本の締めくくりとして著者は、「なぜ私が文字と音声両方にこだわるかという点について」と問いかけ、言語聴覚士の仕事をしている経験を紹介しています。
あなたも本書を読んで、誰かに届けたい想いを、ひとりでも多くの人へ届けるためにペーペーバック版をつくってみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3114日目】