自治体が出版する初の新書シリーズとして、東京郊外の個性あふれるまち・国立市(くにたちし)が手掛ける「新書」が刊行されました。
本日紹介するのは、創刊第1号として出版された、こちらの書籍です。
『国立新書創刊第1号 日常と平和』(国立市)
この本は、東京都国立市における市政のさまざまま取り組みや、国立市のまちづくりに想いをのせるツールとして、そのとき伝えたいテーマに絞り発行していく新しいプロジェクトである「国立新書(くにたちしんしょ)」シリーズの第1号です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.日常と平和
2.国立市と平和
3.国立市の平和事業
4.平和首長会議
この本の冒頭で著者は、「国立市として力を入れている取り組みに平和事業があることは、あまり知られていないことだと想像しています。」と述べています。
本書の前半では、「日常と平和」および「国立市と平和」について、以下の項目を紹介・説明しています。
◆ 子ども長崎派遣平和事業
◆「長崎派遣」を経て感じること
◆ Column1 東京大空襲・戦災資料センター
◆ 国立市平和都市宣言
◆ 人権・平和基本条例検討に至るまでの経緯
◆ 人権・平和基本条例の制定
◆「国立市人権を尊重し多様性を認め合う平和なまちづくり基本条例」の特徴
◆ ソーシャル・インクルージョン
この本の中盤では、「国立市の平和事業」について解説しています。主なポイントは以下の通り。
◆「ふつうの日に なったのか 原爆の日」展
◆ アンネのバラ
◆ くにたち原爆・東京大空襲体験伝承者講和
◆ くにたち文学賞
◆ くにたち平和組曲「祈る日」
◆ 被爆アオギリ二世
◆ その他の平和事業の取り組み
◆ 公民館の平和事業
◆ Column2 平和の日イベント 小島慶子さん講演録
本書の後半では、「平和首長会議」について、紹介・説明しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 平和首長会議
◆ 第9回平和首長会議国内加盟都市会議報告
◆ Column3 くにたち・イタリア商店の会
◆ インタビュー: ン・リーピンさん(一橋大学留学生)
本書は、「文教都市」国立の魅力がよくわかる本です。すでに国立新書シリーズはこの第1号に先立って創刊準備号にが刊行され、第2号も出版されています。
また、昨年2021年末に、国立市の発祥地「谷保村」の谷保駅近くに本屋・コワーキングスペース・イベントスペースの「ひらくスペース」(斉藤亮太主宰)が開業しました。
JR南武線「谷保駅」から徒歩2分に立地、専用書棚を借りる、イベントを開催するなど、さまざまな利用法があります。
私も専用書棚を借りて著書を展示しています。
国立市を拠点として、女優やファイナンシャルプランナーとして活躍する石井めぐみさんが現在、隣りの専用書棚になっています。
今回、私の新刊『定年ひとり起業マネー編』の出版を記念して、2022年4月29日(金)祝日の14時から「ひらくスペース」にてイベントを開催することになりました。「年金と資産運用とプチ起業の話」と題して、女優でファイナンシャルプランナーの石井めぐみさんと語り合います。
お時間のある方、よかったら「ひらくスペース」の応援に来ていただけたら嬉しいです。イベントの案内チラシはこちらです。QRコードより申し込み画面へ行けます。先着20名様限定ですが、このブログ公開時点(4月15日午前10:35現在)では、まだ若干名の申し込みが可能です。(いっぱいになってしまったらゴメンなさい!)
イベントで皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。
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では、今日もハッピーな1日を!【2741日目】