「私たちは、学校教育でも家庭でも、社会人になってからも、基本的な金融の知識を得る機会はありませんでした。」と述べて、「取り残された学問ともいえるお金や資産運用について、今後は学習し、理解し、実践することが必要です。」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、東京都杉並区出身、中央大学経済学部卒業、外資系金融機関や安田投信投資顧問(現明治安田アセットマネジメント)にて投資信託や企業年金法人営業、投資信託セミナーの講師等を経験、現在はDCプランナー(企業年金総合プランナー)の堀越陽介さんが書いた、こちらの書籍です。
堀越陽介『米国株S&P500インデックス投資』(ぱる出版)
この本は、お金、資産運用を学習した人と、そうでない人の差が今後、大きくなっていく時代に、お金と資産運用を学ぶ「階段の一段目」になるように書かれた書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.米国株S&P500インデックス投資の取引は超簡単!
2.米国株S&P500投資でお金を増やすために必要な3つのこと
3.米国株式S&P500インデックス投資が注目される理由とは?
4.資産運用の順番と米国株式について理解する
5.米国株式S&P500インデックス投資を実践する
6.オススメの始め方、始めた後の考え方
7.米国株S&P500 著者注目の個別銘柄
8.あとがき-取り残された学問としての資産運用
この本の冒頭で著者は、「米国株や投資信託は、ネットショッピングと同じ感覚で購入することができます。」と述べて、米国株S&P500インデックス投信をネット証券で購入する手順を説明しています。
本書の前半では、米国株S&P500投資でお金を増やすために必要な3つのことを以下の通り説明しています。
◆ 資産運用の選択肢と米国株について理解する
◆ 米国株式S&P500インデックス投資とは何かを学ぶ
◆ 実践と不安を分けて考え、「階段を上るイメージ」で進む
続いて、この本の中盤で著者は、「米国株式S&P500インデックス投資」が注目される理由および「資産運用の順番と米国株式」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 経済大国米国に投資するメリットは大きい
◆ 10年以上の長期的視野なら上昇し続ける米国の代表的な株価指数インデックス
◆ コストの安いインデックス・ファンド
◆ 全世界で事業展開、経済活動するS&P500社
◆ 円以外に保有すべき通貨は基軸通貨の米ドル
◆ リスクとリターンのバランスがいい米国株
◆ 人口増加、政治、経済、軍事で世界をリードする米国
◆ 世界一の株式投資家ウォーレン・バフェットが相続見込者に薦める米国株S&P500
本書の後半では、「米国株式S&P500インデックス投資」の実践、および「オススメの始め方、始めた後の考え方」を以下の通り説明しています。
◆ インデックス投資信託は手数料が安い
◆ オンライン証券には低コストの投資信託が多い
◆ 米国株式の3大指数は、➀ニューヨークダウ30、②S&P500、③ナスダック
◆ 投資信託の見るべき点の最重要ポイントは信託報酬という手数料
◆ ライフプランニングは、人生の終わりから考える
◆ アセットアロケーションを考える
◆ 本業と相関性のある「複業」に挑戦
◆ NISA や iDeCo など、税制優遇を活用する
◆ 年金の受け取り方を研究する
この本の最後には、米国株S&P500で著者注目の個別銘柄が掲載されています。詳細はぜひ、本書を手に取って確認してください。
我が家の現在の投資方針は、「長期・積立・分散」でインダックス投資信託を購入すること、その中でメインの投資商品が、この「米国株S&P500インデックス投資信託」です。
興味ある方はぜひ、併せて拙著『定年ひとり起業』(自由国民社)をお読みください。
あなたもこの本を読んで、投資の王道である「米国株式S&P500インデックス投資」を長期・積立にて実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2590日目】