「進行中の経済危機は1929年の大恐慌とも比較されるような深刻度になってきました。」と述べて、新型コロナウィルスの感染爆発がアメリカをはじめ世界中にショックをもたらし、「戦争」と言える状況を紹介する雑誌特集があります。
本日紹介するのは、週刊東洋経済がコロナ大恐慌で日本経済はどこまで沈むかを取材してまとめた、こちらの特集記事です。
『週刊東洋経済 2020年4/25号 コロナ大恐慌』(東洋経済新報社)
本特集は以下の13部構成から成っています。
1.米国を待つ長き悪路
2.ニュース最前線:オンライン診療、賃料減額要請、原油急落
3.中国動態:武漢の封鎖解除
4.悲鳴!資金繰りが危ない
5.資金繰り「要注意企業」ランキング
6.銀行はどこまで頼れるか
7.そして観光客は蒸発した
8.明暗くっきり! テーマパーク
9.出口が見えない交通機関
10.百貨店・アパレルの惨状
11.いきなり! 外食大手の断末魔
12.自動車「赤字続出」の衝撃
13.電機・機械を襲う危機連鎖
この特集の冒頭で著者は、米国のロックダウンの現実や、困難な経済活動の再開、そして金融リスクについて解説しています。
続いて、コロナ大恐慌が日本経済を深刻な状況に陥れている現状をレポートしています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 中小企業の資金繰りが危ない
◆ 期待高まる金融機関の「支援力」
◆ ホテル、旅館、旅行会社の悲鳴(観光客の蒸発)
◆ 出口が見えない交通機関
◆ 百貨店・アパレルの惨状
◆ 世界各地で新車需要が吹き飛び、赤字続出の自動車業界
◆ 車載向け電子部品が絶望的で、電機・機械は危機連鎖
本特集の最後には、中谷宏明・経団連会長のインタビューが掲載されています。「世界不況は長期化する、経営者の覚悟が必要だ」と述べています。
あなたもこの特集記事を読んで、コロナ大恐慌にいかに対応するかを考えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!