「根拠が見つけられなくても、自信を持つことはできるのです。自信が付けば、あなたが望む人生を手にすることだって可能になるかもしれません。」と説いている本があります。
本日紹介するのは、筑波大学を卒業、千葉大学大学院修了、会社員時代に心理学と出会い、世界中の心理学のメソッドを自ら体験しながら効果を検証し、現在は、独自メソッドを開発して企業研修講師、講演家、夢の実現を応援するメンタルトレーナーとして活躍する加藤史子さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
加藤史子『人生を変える「自信」のつくり方』(ごきげんビジネス出版)
この本は、「自信を持つためには、自分自身への認識を変えることが重要な鍵」と述べて、自分をどのように認めていくことができるのかという方法を記している書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.プロローグ:自信がつくと人生は変えられる
2.なぜ、自信を持つことが大切なのか
3.自信をつける簡単な方法「チャンジ・ザ・ラベル」
4.自信をより強固なものにする簡単なコツ
5.一瞬で自信がある状態に切り替わる方法
6.最高の未来をつくる「チェンジ・ザ・フューチャー」
7.エピローグ:「ある」と思えばある
この本の冒頭で著者は、「自信をつけるのにはコツがある」と述べています。
そしてまず、「なぜ自信を持つことが大切なのか」という理由を、以下の3つの観点から説明しています。
◆ 最初に自信ありき、自信を持っているから成果が出せる
◆「自分には価値がある」と思っていると、それに見合ったお金を引き寄せることができる
◆ 心の立ち位置が、どのような感情を感じるのかに大きく影響を与えている
続いて、自信をつける簡単な方法「チェンジ・ザ・ラベル」のポイントを、次の通り述べています。
◆ 過去の体験が自分の見える世界のフィルターをつくっている
◆「ラベル」とは認識のこと、人は「自分はどのような人間か」というラベルを自分に貼り、そのラベル通りの自分になって生きている
◆ 自分のラベルを張り替えれば、自分に自信が持てるようになり、望むような現実をつくり出すことができる
◆ 相手にどのようなラベルを貼るのかによって、相手がどのような人になるか、相手との関係性が決まる
本書の後半では、自信をより強固なものにする簡単なコツとして、以下の3点を挙げています。
◆ 姿勢、呼吸、言葉を意識して変えれば、「自信がある状態」に切り替わる
◆「間違えてもいい」「わからなくてもいい」などの権利を思い出し、自分に許可を与える
◆「良かったことは?」「次はどう変える?」「今できることは?」の3つの質問をする
さらに、一瞬で自信のある状態にし、最高の未来をつくる「チェンジ・ザ・フューチャー」として、次のアクションを提示しています。
◆ 学習によって自信スイッチをつくる
◆ 頭の中に聴こえてくる声を自信がつく言葉に変換する
◆ なりたい自分になっていい
◆「きっと実現するに違いない」と信じ切る
◆ 夢が叶った未来をイメージする
この本の最後で著者は、「あると思えばあって、ないと思えばない」ものは何か、と問いかけています。
それは様々なものがありますが、本書で著者が伝えたかったのは、「自信」と「未来の可能性」ということです。
ほかにも「時間」「愛」「信頼」など様々なものがあります。
あなたも本書を読んで、人生を変える「自信」のつくり方を学び、実践してみませんか。
2020年4月25日に、YouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』【第75回】自分に自信を持つ方法「Change The Label」にて紹介しています。
毎日1冊、ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
では、今日もハッピーな1日を!