株式投資家にお馴染みの『会社四季報』の記者が読み解く172業界、4030社を網羅した「業界地図」の本があります。
本日紹介するのは、『会社四季報』を発刊する東洋経済新報社が毎年発行している、こちらの最新2020年版の本です。
『会社四季報 業界地図2020年版』(東洋経済新報社)
この本は、『会社四季報』がカバーする業界を中心に、172業界について、売上規模や営業利益の数字をベースに上位の会社をランキングにして分析し、ビジネス、就活、株式投資などに役立つように編集されている書です。
本書は以下の大分類の14業界の構成で成っています。
1.注目業界
2.大化け業界
3.自動車・機械
4.エレクトロニクス機器
5.情報通信・印刷・インターネット
6.資源・エネルギー・素材
7.金融・法人サービス
8.食品・農業
9.生活用品・嗜好品
10.娯楽・エンタメ・メディア
11.建設・不動産
12.運輸・物流
13.流通・外食
14.生活・公共サービス
各業界の分析に入る前の冒頭で、業界規模のランキング(金融除く)が以下の通り、示されています。
1.建設
2.総合商社
3.不動産
4.ショッピングセンター
5.化学
6.自動車部品
7.電機大手
8.自動車(国内)
9.eコマース
10.プラントエンジニアリング
続いて、業界で大きな年収格差、年収序列があることが記されていて、「40歳モデル年収」にて、業界平均のランキングが次の通り、提示されています。
1.総合商社 1,270万円
2.コンサルティング 1,125万円
3.携帯電話事業者 817万円
4.海運 798万円
5.アプリ・ネットサービス 791万円
6.投資事業・投資ファンド 791万円
7.メガバンク 782万円
8.石油 778万円
9.放送 776万円
10.総合重機 749万円
さらに、5年の間に「増えた仕事」、「減った仕事」が示されていて、時代の変化がよくわかります。
各業界の分析については、業界規模、売上ランキング、営業利益により業界の主要プレーヤーが分かる「地図」のほか、職種ガイド、もうけの仕組み、平均年収・年齢、オススメ情報源、チェックポイントなどが『会社四季報』記者の分析によって記載されており、業界の全体構造がよく把握できます。
具体的な業界ごとの記述については、ぜひ本書を手に取ってお読みください。
この本は、ビジネスで経営戦略を策定する、就職活動をする、株式投資をするなど、様々な用途で活用できてお薦めです。
あなたも、2020年最新版の「業界地図」を読み込んで、ビジネスに生かしてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!