「勝利への道のりは、とても長いものです。その間、ずっと勝つことを意識しなければなりません。勝利はそれを得ようと強く意識しなければ、決して得られないものなのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、ラグビー元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさんとゴールド・マンサックス社長の持田昌典さんの共著となる、こちらの書籍です。
エディー・ジョーンズ・持田昌典『ラグビー元日本代表ヘッドコーチとゴールド・マンサックス社長が教える 勝つための準備』(講談社)
この本は、ラグビーと国際金融という厳しい競争環境の中で、「勝利」という結果を出してきたリーダーふたりが、それぞれの「勝負の哲学」とも言うべき「勝つための準備」について、考え方を公開している書です。
本書は以下の6部構成からなっています。
1.はじめに-勝利は強く意識しなければ、決して得られない
2.人は仕事で成長する
3.変化なきところに進歩はない
4.勝利の条件
5.人間力の磨き方
6.最後の詰めで勝敗は決まる
この本の冒頭で著者は、「スキルとテクニックは何が違うか」と問いかけています。スキルはテクニックと違って、知性と感性が問われるクリエイティブな行動だ、と著者のエディは述べています。
常に考えること、頭を使って状況判断をすることを習慣にするのが、スキルです。
そのほか、エディと持田が交互に「勝つための準備」について持論を展開していますが、そのポイントは以下の通りです。
◆ 自信をつけるためには努力しかない
◆ 人間の可能性には限界などない
◆ 大きなチャンスは大きなリスクの中にある
◆ 夢よりも、貫徹する意志が必要
◆ 自分を変えるとは、何かを手放すこと
◆ 自信は確実に相手に伝わる
◆ 粘り強さは意志の強さで育まれる
◆ 合理性を追求しなければ、勝利はない
◆「好かれること」と「信頼」はまったく別のもの
◆ 極限まで行わないと経験にならない
◆ 人を見る目を養うには経験しかない
◆ 変化を好むように、自分を変える
◆ ピンチは視点を変えれば、チャンスにもなる
◆ 非常時こそ、人間の真価が問われる
◆ すべてを知り尽くしたと思う時が、一番危ない
◆ 真剣勝負という意識を、チーム内で徹底させる
あなたも本書を読んで、最強のリーダー二人が実践する「勝つためのシンプルな習慣」を学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!