2013年9月29日にスタートしたブログが本日で6周年となりました。
毎日1冊、ビジネス書を読んでブログに書評を書き始めてから丸6年間、本日で、2,192日連続更新となりました。
最初の頃は、誰もアクセスしないブログで、自分が読んだビジネス書の内容を忘れてしまうので、「備忘録のメモ」として、目次の構成や要点、心に残った「ぜひ覚えておきたいフレーズ」を書き残しておくためのものでした。
早稲田大学を卒業し、日本興業銀行に入行した社会人1年目の時から、多くの読書家の先輩や上司に囲まれ、困ったら「ビジネス書」に助けを求め、ひたすら本を読み漁る日々。
そうしているうちにビジネス書の面白さ、素晴らしさに魅了され、気が付いたら年間300冊のペースでビジネス書を多読する生活になっていました。
それから37年間、年間300冊以上という多読生活は続き、6年前からは年間365日、毎日1冊のビジネス書を読んでブログに書評を書く生活習慣になっています。
読破したビジネス書は累計で10,000冊を超えました。ビジネス書といってもジャンルは幅広く、ブログの記事数ランキングで行くとベスト5は次のジャンルになります。
1.自分が主役の人生・働き方(331記事)
2.高齢社会・世界経済・長期予測(294記事)
3.転職・キャリア開発(267記事)
4.経営・ファイナンス(265記事)
5.ハワイ・健康・スピリチュアル(237記事)
以下、読書術・速読&多読法(175記事)、定年前起業・定年起業(125記事)、プレゼン技術・整理法(116記事)などが続きます。
2014年から毎年、大晦日の23:45に「NHK紅白歌合戦」が終わったタイミングで、「大杉潤が選んだ年間ベスト10ビジネス書」をブログで発表していて、今年の2019年大晦日の発表で6回目になります。
有り難いことに年々、ブログの読者の方々の注目度が上がり、多くのアクセスを集めるようになりました。今年も大晦日の夜に発表を行いますので、ご注目ください。
こうしたことを続けていると、ブログの読者の皆さまから、以下の2つの質問を頻繁にいただくようになり、ここで改めてお答えしておきたいと思います。
◆ なぜ、そんなに速く本が読めるのでしょうか?
◆ 大杉さんの書評は、あまり自分の意見がなく、客観的に紹介されているのはなぜですか?
まず、最初の質問について、私の速読&多読法は、目を高速で動かしたり、ページをパラパラ高速でめくったりという速読テクニックは一切、ありません。
私が薦める速読のコツは2点で、①好きな本、読みたい本を読むこと、②誰でも1,000冊を超えれば本を読むのは速くなるので、人生のなるべく早い時期に1,000冊を超えること、のみです。
私の場合は、新入社員の時から、好きなビジネス書だけを年間300冊のペースで読んできたので、20歳代後半には1,000冊を超え、その先の人生はずっと「速読」となりました。老眼が進むころに「速読」になるより、人生のできるだけ早い時期に「速読」できるようになった方が、その先の人生が実り多いものになることは間違いありません。
具体的な読み方としては、次の3点をお伝えしています。
1.まえがき、あとがき、目次の順で読み、どこに知りたいことが書いてあるか、本の全体像を掴んで、注目の箇所を精読する
2.気に入った「感動レベル」のビジネス書に出会ったら、その著者が書いた本はすべて読む
3.上記の「感動レベル」のビジネス書に引用・紹介・掲載されいている参考文献はすべて読む
続いて2番目の質問について、私の書評は「著者が何を伝えたいのか」に集中して読んでいて、それを忠実に分かりやすくブログで伝えることに徹しています。
そもそも世の中には、様々なものの見方・考え方があり、ビジネス書ではそのひとつが発信されている、ということ。
私がどう感じたかではなく、「著者が人生を賭けて伝えようとしていることは何か」を読み取り、その中で自分がこれからのビジネスや人生で使いたいことを整理して、使えることを実践していくのみです。
私のブログでは、一般の読者からの反響よりも、その本を書いた著者や、担当した出版社の編集者から、「私が伝えたいと思ったことを汲み取っていただき、感激しました。」「そこまで深く読み込んでいただき、感動しました」「どうして私が伝えたかったことがそこまで正確にわかるのでしょうか。」といった感想が数多く寄せられます。
では、「大杉潤の個性はブログのどこに出ているのか」と問われます。私の答えはいつも決まっていて、次の通りです。
「読んだ本のセレクションが私の個性です。それは、ジャンル別にきちんと日付順に整理され、約2,200冊のビジネス書リストとして、ブログに掲載されています。」
「私が読んできたビジネス書は、私の人生そのものです。私は読みたい本だけを読み、感動した本の著者の作品をすべて読み、その本に掲載された参考文献をすべて読んで、ブログに書評を掲載しています。そうした本のリストが私の個性です。」
だから、ブログは「人生の母艦」と言われるのです。
そして、必ず出てくる「もう一つの質問」があります。
「なぜ、6年間も毎日継続できるのですか?継続や習慣化の方法を教えて欲しい。」
この問いに対する、私の答えもいつも同じ。
「好きなことだから継続できる。好きなことなら誰でも続きます。」
「できれば、好きなことを継続し、それを生涯の仕事にするように、戦略的に準備をしていくこと」
それを私は「50代キャリア研修」で受講者の皆さんに伝え、「生涯現役のキャリア設計、人生設計」を薦めているのです。その具体的な戦略が、「トリプル・キャリア」という考え方です。
詳細については、ぜひ私の2冊目の著書『定年後不安 人生100年時代の生き方』(角川新書)をご参照ください。
また、入社3年目までの若手会社員に向けた、私のデビュー作『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』(キノブックス)および、後輩の銀行員に向けたエールの書である3冊目『銀行員転職マニュアル 大失業時代を生き残る銀行員の「3つの武器」を磨け』(きずな出版)を併せて、紹介いたします。
私は、フリーランスになって間もなく丸4年が経ちますが、いま現在は、100%好きな仕事だけをやっていて、年間365日仕事をしています。
これを「生涯現役」で、少なくとも100歳までは続けていきたいと思っています。「トリプル・キャリア」で戦略的に準備した人生設計では、現在のセカンドキャリアを70歳くらいまで続け、それ以後、「執筆業一本」に絞った仕事でサードキャリアに移行する計画です。
私のミッションは、「ビジネス書の素晴らしさ」を世界中の人々に伝えていくこと。
ビジョンは、10年後までに、名著『七つの習慣』(スティーヴン・R・コヴィー著・キンブベア出版)を超える、世界で3,000万部以上の歴史的なベストセラーをハワイで執筆・出版することです。
そのステップとして、「100冊のビジネス書の執筆・出版」を目指して活動を続けていきます。
これまでの3冊の著書は、すべて出版社からオファーを頂いて執筆してきましたが、これからはオファーがあろうとなかろうと、関係なく世の中にニーズのあるビジネス書を書いていくつもりです。
このブログをお読みいただいた出版社の編集者さま、いずれ世界で3,000万部のベストセラーを世に出す著者となりますので、ぜひ一緒にそのステップを歩んでいきませんか。
私のミッションとビジョン、そして想いに共感いただける編集者の方、Facebookメッセンジャーにて、ご連絡いただければ、企画書ならびに時を経ずして完成原稿をご提示いたします。
また、アドバイスいただける出版プロデューサーの皆さま、私は現在、特定のエージェントに所属することなくフリーな立場ですので、志を同じくする方とぜひ一緒に仕事ができれば有難いです。ご連絡をお待ちしております。
最後に、私のブログ読者の皆さま、これからも「ビジネス書の素晴らしさ」を世界中の人々に伝えていくというミッションを、命ある限り続けて参りますので、今後も変わらぬご支援をいただきますよう、6周年の節目に、改めて心からお願い申し上げます。
速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊ビジネス書速読法「7つのポイント」』 (定価 9,990円)を、こちらのサイトより、大杉潤のメルマガ『ビジネス書10000冊から』へ登録いただければ、無料で差し上げます。こちらをクリックして登録ください!
https://tsuku2.jp/mlReg/?scd=0000049956
では、今日もハッピーな1日を!