書評ブログ

『年齢は捨てなさい』

「日本の『年齢重視』は世界でも珍しい」と指摘し、「人間を年齢で束ねてはいけません。これ以上の束縛はありません。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、早稲田大学文学部を卒業後、NHKに入局女性トップアナウンサーとして活躍し、フリーとなり民放キャスターを経て文筆活動に入った作家下重暁子さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

下重暁子『年齢は捨てなさい』(幻冬舎新書)

 

 

この本は、年齢にとらわれず、自由で充実した人生を送るヒントが詰まった書です。

 

 

 

本書は以下の3部構成から成っています。

 

 

1.年齢という魔物

 

2.年齢は自分で決める

 

3.年齢を超越するということ

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「80を過ぎても働きたい人はいる!」「90過ぎないと『老い』は分からない」と述べています。

 

 

それなのに日本では「年齢重視」で、新聞にも年齢は書かれてしまうし、高齢者は部屋すら一人では借りられないなど、世界でも珍しい国だと言います。

 

 

 

そうした「魔物」とも言える「年齢」について、封印して捨てるだけで出来ることが増え、人生の終わりまで誰にも管理されずに暮らせる、と述べて、以下のようなライフスタイルを提唱しています。

 

 

◆ 年齢は自分で決める

 

◆ 自立した時から年齢を数える

 

◆ 今日という日が人生で一番若い

 

◆ 感性が豊かな人は歳を取らない

 

 

 

◆ 好きなことに夢中な人は若い

 

◆ 高齢者は「見た目が9割」

 

◆ 年を取ったら上質なもので勝負

 

◆ 高齢になったら品のいい着こなしがいい

 

 

 

◆ 自分で自分を管理するから面白い

 

◆ 年齢へのこだわりを捨てると楽になる

 

◆ 「高齢者には無理」と決めつけるな

 

◆ 人と人とのつながりには年齢など関係ない

 

 

 

この本の最後で著者は、「年を重ねることは自由になること。一つずつ束縛が減っていくことだ」と述べています。

 

 

 

あなたも本書を読んで、「年齢を捨てる」生き方を目指してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!