「地頭」は、本の読み方を変えるだけで鍛えられるものなのです、と提唱している本があります。
本日紹介するのは、高3の時の偏差値が35で、無名高校の学年ビリから2浪して東大に合格した現役東大生の西岡壱誠さんが書いた、こちらの書籍です。
西岡壱誠『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』(東洋経済新報社)
この本は、本と、とことん議論する「本を読み込む力」と「地頭力」とを同時に鍛える読書術を紹介している書です。
本書はPART1の「地頭が良くなる“ 東大読書 ” の5ステップ」とPART2の「東大流 “ 読むべき本 ” の探し方」に分かれて、以下の計13部構成から成っています。
1.偏差値35だった僕を変えてくれた「東大読書」
2.地頭が良くなる「東大読書」の5ステップ
3.取材読みで「論理の流れ」がクリアに見える
4.整理読みで難しいことも「一言」で説明できる
5.検証読みで「多面的なモノの見方」を身につける
6.議論読みで本の内容を「ずっと記憶」しておける
7.「得るものが多い本」をどう探すのか
8.売れている本・ベストセラーを選ぼう!
9.信頼できる人のレコメンデーション
10.時代を超えて読み継がれている古典
11.今年のマイテーマを決める
12.「読まず嫌い」を避ける
13.東大読書/東大選書のポイントを一挙に掲載!
この本で鍛えることができる力として、著者は次の5つを挙げています。
◆ 読解力
◆ 論理的思考力
◆ 要約力
◆ 客観的思考力
◆ 応用力
これら5つの力は「東大読書」によって養われるが、東大生の共通の特徴がこの「5つの力」だと著者は述べています。
そしてそれを養う5ステップが以下の5つの読み方になります。
1.仮説作り
2.取材読み
3.整理読み
4.検証読み
5.議論読み
とくに5ステップ目の「議論読み」は、本の内容を「ずっと記憶」しておけるもので、「アウトプット」を重視すべきだ、と著者は言います。
アウトプットを前提とした読書やインプットは大きな効果があることは、私も実感しています。
本書の後半では、「読むべき本」の探し方に言及していますが、信頼できる人のレコメンデーション、今年のマイテーマ、時代を超えて読み継がれている古典など、意外にもオーソドックスな探し方を本書では挙げています。
巻末には、「読む力」と「地頭力」をいっきに鍛える東大読書/東大選書のポイントを一挙に掲載していて参考になります。
あなたも本書を読んで、「読む力」と「地頭力」をいっきに身につけてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!