自己PR誌上講義『7つ星の自己PRをあなたへ』の第6弾で、自己PRの土台が出来上がったところで、今度は「ターゲティング」と「キャッチコピー」に続き、「ブランディング」ついて学ぶ書籍が刊行されました。
本日紹介するのは、3年間で2,000人の自己PR指導を行っている、自己PRコンサルタントの森田恒行さんが書いた、こちらの電子書籍です。
森田恒行『ブランディング 自己PR:発する言葉が自分をつくる 自己PR塾誌上講義Vol.6』(KIndle版)
この本は、先般、刊行された『7つ星の自己PRをあなたへ なぜ日本人は自己PRが苦手なのか わくわく自己PR塾』(Kindle 版)、の第6弾となる続編です。
わくわく自己PR塾誌上講義Vol.1、Vol.2、Vol.3 、Vol.4 および Vol.5 の書籍はこちらです。
この第6弾の書籍では、日本でただ一人の自己PRの専門家として、女性起業家や士業の先生を中心に、専門家たちが胸に抱える情熱を、聞き手が受け取りやすい言葉にして、その人やサービスの魅力が伝わるように「魅せ方」を構築するプロとして活動する森田恒行さんが、これまでのシリーズ1から5までで学んだことを「組み合わせ」て、ブランディングをテーマとして解説しています。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.この本の読み方
2.あなたは何の専門家ですか?
3.ブランディングとは
4.価値を “ ことば ” にするために
5.価格で悩むあなたへ
6.ブランディング、その前に
この第6弾の書籍でも、第1章、第2章にて、これまでの自己PRについて著者の森田さんが提唱してきた大切なポイントが復習として繰り返して記されています。
自己PRは、「最初の0歩」として、「自分をことばにして自分に伝える」という工程を経て、以下の4ステップでつくっていきます。
1.自分を知る
2.自分を理解する
3.相手を理解する
4.ことばをつくる
そしてそのベースとなる考え方が、次のような「7つ星自己PR」というコンセプトです。
1.価値観(あなた自身の価値観)
2.信念(あなたの仕事に対する信念)
3.自信(専門家としての誇り)
4.ターゲティング(理想とするお客様像)
5.キャッチコピー(お客様にお約束できること)
6.ブランディング(商品・サービスの価値)
7.伝え方(どの順番で何をどう伝えるか)
この中の最初の3つ、①価値観、②信念、③自信は、「自分軸」を構成する大切な要素となります。
そして、人生のスピードを加速させたいのであれば、気づいたらすぐに決めて、行動にうつすことが何よりも大切だ、と著者は述べています。
また、専門家を名乗れない時点で、お客様からは選んでもらえない、と本書では述べています。
専門家を名乗るのに必要なのは「覚悟」で、それを言い切るための「勇気」を持つこと。言い切ることで初めて、自分の目指す理想像が見えてくるのです。
そして、「何でも売っている」は、「何も売っていない」のと同じだ、と著者は言います。たった1つだけ、自分が得意なものに絞って、「お客様に対して、自分が約束できること」を言い切りましょう。
次に、「商品・サービスのブランディング」について、「思い出してくれる人を、ひとりでも多く増やしていくこと」だとこの本では説明しています。
したがって、ブランディングとは「価値を “ ことば ” にすること」です。そして、ことばにするとは、「ことばをつくる」ことです。
さらに、価値を「ことば」にするプロセスは、以下の3つです。
1.棚卸し
2.分類
3.体系化
そして、人がモノを買う時は、以下の8つを総合的に判断して選んでいるそうです。
1.デザイン
2.サイズ
3.カラー
4.素材
5.用途
6.柄
7.機能
8.価格
いろんな切り口で、つねに自分の商品の価値をうまく伝えられているかを観るクセをつけましょう。
本書の最後には、「自分の人生」を経営しているのは「自分」だ、ということが書かれています。自分は「一人で四役を担っている」ということです。次の四役です。
1.自分の人生を経営
2.人生において取り扱っている商品
3.商品を開発する責任者
4.営業担当の責任者
そして、経営者の仕事は決めることで、人生を加速させるのは、決断のスピード、と著者は説明しています。
あなたも本書を読んで、自己PRのためのブランディングについて学んでみませんか。
速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊読むビジネス力アップ読書法「17の秘訣」』 を無料で差し上げます。ご請求はこちらをクリックしてください!
https://jun-ohsugi.com/muryou-report
では、今日もハッピーな1日を