入社3年目までの会社員が抱くさまざまな仕事の悩みに対して、それらの答えを10,000冊のビジネス書から見つけて解決してくれる本があります。
本日紹介するのは、ビジネス開拓アドバイザー兼ブロガーである私、大杉潤のデビュー作であり、本日2017年2月24日(金)発売の、こちらの新刊書籍です。
大杉潤『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』(キノブックス)
この本は、人生で最も悩む時期と言える、社会人になって3年くらいの間に、誰もが抱えるさまざまな悩みを採り上げ、その解決のためにピッタリの本を紹介して、その「珠玉のフレーズ(教え)」を引用して解説を試みている書です。
この書籍は、入社3年目までの若手社員向けに書かれたものですが、次のような人たちにも、読むメリットがある、と著者は記しています。
◆ 若手社員からの悩み相談に、的確なアドバイスをしたい先輩社員や管理職
◆ 仕事に役立つビジネス書を知りたい人
◆ 会社に入ったら、どんな悩みを持ち、どう立ち向かえばいいかを知りたい就活生
本書は、以下の7つのジャンルに分類して、合計37の悩みを「問い(Q)」として整理し、それぞれの「問い」に対して、最も解決策が身につくビジネス書を4冊ずつ挙げて(一部3冊)、そのフレーズを紹介し、著者の経験も加味しながら解説を加えています。
1.「仕事の基礎」に関する悩み
2.「人間関係」に関する悩み
3.「時間術とワークライフバランス」に関する悩み
4.「心身の健康管理」に関する悩み
5.「キャリア」に関する悩み
6.「願望実現」に関する悩み
7.その他の悩み
本書で掲げている悩み、すなわち「問い」は幅広く、文章術からノート術、時間術、会話術、営業術、健康管理、人生設計まで、「完全網羅」となっているのが特徴です。
そして、それら「37の悩み(=問い)」に関して、著者が参考文献を紹介しながら引用・解説する「Q&A方式」になっていて、どこからでも読みやすくなっています。
著者は、年間300冊のビジネス書を35年間継続して読んできていて、その累計は10,000冊を超えています。
また著者である大杉潤は、約3年半にわたり、1,245日連続でブログを更新していて、そこで毎日1冊、ビジネス書の書評をブログに掲載しています。(2017年2月24日現在)
したがって、直近に読んでいる1,245冊のビジネス書に関しては、毎日更新しているブログに蓄積されていることになります。現在、お読みいただいている書評が、1,245冊目のブログ記事となります。
本書の冒頭にもある通り、10,000冊のビジネス書の1冊あたりの平均単価を1,500円としたならば、この本は10,000冊分で、計1500万円の価値がある本、と言えなくもありません。
本書に掲載されている具体的な「問い」や、それに対する「答え」および、採り上げている「ビジネス書」に関しては、敢えて詳細を書きませんので、興味ある方はぜひ、本書を手に取ってお読みください。
さらに本書の最後には、入社3年目までの若手社員向けに書かれた、中谷彰宏さんの以下のロングセラー本が紹介されています。
中谷さんの本でも、「入社してからの3年間ほど、辛い時期はない」と書かれています。この本は、1995年の刊行ですが、20年以上も長く読み継がれていて、20万部のロングセラーとなっています。
入社3年目までの悩みについては、昔も今も変わらない「普遍的なもの」がある、ということでしょう。
あなたも本書を読んで、10,000冊のビジネス書から厳選して紹介されている「珠玉のフレーズ」から、悩みを解決するヒントを学んでみませんか。
2021年5月29日に、YouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』【第206回】仕事の悩みを解決する「ビジネス書10000冊」にて紹介しています。
ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
では、今日もハッピーな1日を!