「誰もしないことや、人と違うことで勝負する」という、華僑の非常識な成功法則を提唱している本があります。
本日紹介するのは、アジアでビジネスを展開する6社の代表で、実業のかたわら、華僑の教えを学び実践する「知行塾」を主宰する大城太さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
大城太『あなたの人生をひっくり返す 華僑の非常識な成功法則』(ぱる出版)
この本は、「この世に、万人が使えて、万人がうまくいく成功術なんてない。」と述べて、日本の常識からするとズレているが、実は理にかなった華僑流の成功術を紹介しています。
本書は以下の4部構成において、華僑に学んだ、「日本人の逆を行く46の法則」を紹介しています。
1.華僑に学ぶお金の哲学
2.華僑に学ぶ仕事の哲学
3.華僑に学ぶ人間関係の哲学
4.華僑に学ぶ自己の哲学
本書の冒頭で著者は、「成功術は他の多くが真似を始めた瞬間、成功術ではなくなる」と指摘し、中国人は13億人の超競争社会を避けて、華僑として海外で、人と違うことで勝負する、と述べています。
この本で紹介されている「日本人の逆をいく46の法則」のうち、私も共感して実践しているものを以下に紹介します。
◆ お金が手に入ったとき、華僑は、経験のために消費する
◆ 老後を見据えて、華僑は、生涯現役であるように働く
◆ 仕事の成果が出たとき、華僑は、次の仕事に備える
◆ 仕事仲間を、華僑は、「メリット」で決める
◆ 嫌いな人を、華僑は、取り込んで味方にする
◆ 苦情を言うとき、華僑は、相手の「逃げ場」も与える
◆ 謝罪するとき、華僑は、非のみを謝る
◆ 信頼関係を、華僑は、少数と築きたがる
◆ 自分の居場所を作るとき、華僑は、「勝てるもの」で切り拓く
◆ ストレスを、華僑は、あるものとして受け入れる
◆ 自分のモチベーションを、華僑は、「その気」で高める
◆ 書籍を、華僑は、自分を高めるように読む
また、著者の大城太さんは、華僑のお金や経営哲学に関する本を他にも3冊書いていて、併せて読むとさらに詳しく華僑の考え方が理解できるのでお薦めします。
既に出版している3冊の本は、著者が師事した「大物華僑」の考えを中心にまとめていましたが、今回の書籍では、「自分は華僑をこう思う」という考えをあえて前面に押し出してみた、と大城さんは述べています。
この本で紹介する華僑の成功法則は、日本人と華僑とを対比して書かれていて、対照的な考え方や行動パターンなので、とくに起業家にとって参考になります。
あなたも本書を読んで、日本人とはある意味で正反対の「華僑流の成功法則」を学んでみませんか。
速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊読むビジネス力アップ読書法「17の秘訣」』 を無料で差し上げます。ご請求はこちらをクリックしてください!
https://jun-ohsugi.com/muryou-report
では、今日もハッピーな1日を