書評ブログ

TOEIC 955点への道 ~ その3 ~

私の最初のTOEIC受験は44歳の1月、英語の勉強を猛烈に初めてから1ヶ月半が過ぎた頃だった。マンツーマン英会話のGABA渋谷校に週3回通いながら、通信教育アルクの「1000時間ヒアリングマラソン」を毎日、聞き始めていた。直前の問題集にあった模擬試験では500点もいっていなかったので自信はなく、まずはレベルチェックという気持ちだった。

 

リスニングが速くてまったく歯が立たない。途中で、回答を迷っている間にリズムが狂って、2~3問続けて全く聞き取れずにヤマ勘でマークする有様だった。リスニングは質問と選択肢の先読みができないと厳しい。リズムが狂ってくるとパニックになってしまう。

 

リーディングの方は、文法に時間がかかり過ぎて、長文問題をかなり残して、最後の1分間ですべて適当にマークした。1ヶ月半、これまでやったことがない程、英語漬けの生活をしてきたが、この程度ではぜんぜん効果が出ていない感じだった。

 

1ヶ月後に返ってきたスコア結果はリスニング295点、リーディング315点のトータル610点。模擬試験よりは良くて、試験当日の感触よりは高得点だった。記念すべき第1回目のTOEICスコア。この初心を忘れず、何としてもこれを生涯の最低点にしようと決意した。

 

反省点としては、とにかくリスニングが速くて聞き取れない。1000時間、英語を聴いて聴いて聴きまくるしかない、と腹を括った。それとリーディングは文法に時間を費やしたのは単語力がないから。

 

知らない単語は意味を考えても仕方がないのだが、分からないとどうしても考えて迷う、時間がかかる。ビジネスで使用する単語力のアップがまずは必要だと結論づけた。単語が分かればリスニングも少しはマシになる。

 

と言うわけで、単語集に何を選ぼうかというのが、当面の最大関心事となった。