「頭の良さと記憶力は関係ない」、「記憶は単体でなく、ストーリーで覚える」ということを提唱している本があります。
本日紹介するのは、東京大学法学部を首席で卒業し、司法試験、国家公務員試験を大学在学中に合格して財務省に入省して現在は弁護士として活躍する山口真由さんが書いた、こちらの本です。
山口真由『誰でもできるストーリー式記憶法』(角川書店)
この本は、物語や枕草子の暗唱を通して開花した著者の「記憶力」について、そのノウハウを再現可能なものとして公開した書です。
記憶に才能は必要ではなく、記憶の基本と、「正しく」覚える方法や、知識をゼロから覚える方法を習得すれば、著者のような抜群の「記憶力」を身に付けることができる、ということです。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.記憶に才能はいらない
2.ゼロからの知識を覚える方法
3.仕事で必要なことを覚えておく方法
4.「正しく」覚える方法
5.普段の何気ないことを覚えておく方法
本書での「記憶力」に関する結論は、「エピソード記憶が一番覚えやすい」ということです。
「物語」には起承転結という流れがあり、文章を単語ではなく、「意味の流れの塊」として捉えることで覚えやすくなります。
記憶には、「短期記憶」と「長期記憶」がありますが、「長期記憶」の中の「エピソード記憶」にしていくポイントとして、以下のことを本書では提唱しています。
◆ 意味の流れで覚える
◆ 時系列で覚える
◆ 規則性を見つけて標準化する
◆ インパクトで覚える
◆ 読んだ記憶で覚える
◆ 同じように読む
◆ 一定のスピードで読む
◆ 丸暗記ポイントを絞る
◆ 読む・聞く・書く・話すフル活用
◆ 音読と切り離す
◆ 読む→聞く→話す→書く
◆ 繰り返しのタイミング
◆ 対象を好きになる
本書ではそのほかに、五教科(国・英・数・理・社)記憶法や、仕事で必要なことを覚えていく方法など、実践的に使えるノウハウが満載です。
あなたも本書を読んで、「記憶力」の開発を進めて、人生を切り拓いて行きませんか。
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では、今日もハッピーな1日を