『TikTok 最強のSNSは中国から生まれる』

2020.02.21 (金)

あと数年で確実に始まる「動画革命」「インフルエンサー経済」、その主役となるアプリの正体を日本人はまだ知らない、と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、黄未久さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

黄未久『TikTok 最強のSNSは中国から生まれる』(ダイヤモンド社)

 

 

この本は、世界で最も人気のあるショートムービー・アプリ「TikTok」と「Douyin」について詳細に解説された、日本で初めての本です。

 

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

 

1.はじめに

 

2.TikTok はなぜ「最強のSNS」になれるのか

 

3.TikTok は日本でどのように受け入れられているのか?

 

4.すべてのSNSと、世界を飲み込むTikTok

 

5.TikTok が中国のショートムービー市場を制するまで

 

6.TikTok で花開くインフルエンサー経済

 

7.おわりに

 

 

 

この本の冒頭で著者は、中国社会を一変させた2つの革命について、次の通り解説しています。

 

 

1.キャッシュレス革命: スマホ1台でQRコードを使ったキャッシュレス化が猛烈なスピードで進展

 

2.動画革命: どこに行っても誰もがスマホで動画の画面を見ている「動画の国」に変貌

 

 

 

次に、本書のテーマとして、以下の3点を挙げています。

 

 

◆ TikTok(Douyin)の魅力の秘密

 

◆ それを生み出したバイトダンスという企業、その背景にある中国のスタートアップの最新状況

 

◆ 動画革命の本質

 

 

 

さらに上記テーマを受けて、「いま中国で、世界で、何が起きているのか」「これから日本で何が起ころうとしているのか」について分かりやすく説明されています。

 

 

 

続いて、TikTok が世界最強のSNSになる5つの理由を、次の通り示しています。

 

 

1.「テキスト・画像から動画へ」という長期トレンドに沿っている

 

2.「検索からレコメンドへ」という長期トレンドに沿っている

 

3.プラットフォームとして確固とした強みがある

 

4.母体となる運営会社の実力が図抜けている

 

5.SNSとしての設計、運営戦略が優れている

 

 

 

この中でとくに驚かされるのが、バイトダンス選択と集中によるAI開発力の高さ、とくに「ユーザーへのリコメンドに特化した機械学習の技術」です。

 

 

 

またバイトダンスは、SNSとしての設計、運営戦略が優れていて、圧倒的に見やすい「短尺+レコメンド」で、いわゆる「SNS疲れ」がない、ということです。

 

 

 

加えて、TikTokは「いいね」がつきやすくフォロワーが伸びやすい「エンゲージメントが高い」状態が保たれやすい特徴があるのです。

 

 

 

その理由は、レコメンド精度の高さにあり、コンテンツのクオリティが高ければ、フォロワーが少なくても多くのユーザーにレコメンド表示される仕組みになっています。

 

 

 

これは検索型であるYouTubeフォロワーの多さによって表示範囲が決まる他のSNS際立った違いとなっているのです。

 

 

 

つまり、TikTokは、よいコンテンツを投稿し続ければ、たとえ初心者であっても、多くのユーザーに見てもらえる可能性があるし、短期間で一気にフォロワーを獲得してインフルエンサーになれる可能性を秘めている、ということです。

 

 

 

機械学習をベースとしたレコメンド型のTikTokに対して、検索型のYouTubeは、以下の5つの課題を抱えている、と著者は指摘しています。

 

 

◆ 動画配信者の新規参入が難しくなりつつある

 

◆ 新規参入者が人気を獲得するまでの道のりが長い

 

◆ 長めの動画なので、エンタメ以外のジャンルと親和性が低くなりがち

 

◆ 動画と動画との間のつなぎが視聴者のストレスとなり離脱しやすい

 

◆ SNSとしての機能が弱い

 

 

 

また、TikTokは広告さえもユーザーを巻き込みながらコンテンツに転換してしまう、とこの本では説明しています。

 

 

 

つまり、バイトダンスはYouTubeが実現できなかった広告のネガティブからポジティブへの概念転換を成し遂げたのです。

 

 

 

本書の後半では、TikTokが中国企業としてはユニークな展開をしていること、すなわち中国国内のDouyinとグローバル向けのTikTokを同時に推進していることを解説しています。

 

 

 

この本の最後で著者は、TikTokの「ライブ配信」解禁が、インフルエンサーのTikTok参入のきっかけになると予想していて、今後インフルエンサー経済が大きく花開くと述べています。

 

 

 

あなたも本書を読んで、あと数年で確実に日本にやって来る「動画革命」と「インフルエンサー経済」について学び、中国の今を知ることで日本の未来を先取りしてみませんか。

 

 

 

2020年3月7日に、YouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』【第26回】中国で起こる動画革命の旗手はAIのトップ企業!、にて紹介しました。

 

 

 

 

 

毎日1冊、ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

 

 

 

 

 

では、今日もハッピーな1日を!

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