『見る読書』

2018.08.08 (水)

「成熟社会に生きる私たちに読書は絶対不可欠」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、東京大学経済学部を卒業し、大蔵省に入省ミシガン大学に留学し、経済博士号を取得、財政金融研究所所長、国際金融局長を経て、財務官に就任、1997年に退官後は慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在は青山学院大学特別招聘教授である榊原英資さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

榊原英資『見る読書』(ベスト新書)

 

 

この本は、次のような人たちに向けて「榊原式読書法」を伝えるために書かれた書です。

 

 

◆ それなりに読書を重ねてきた40~60代、あるいはもっと高齢の人たち

 

◆ ビジネスの必要に迫られて読書することの多い20~40代以上の人たち

 

◆ 興味や関心が明確で、レポートや卒論などの必要から読書する10~20代の学生たち

 

◆ とくに定年で「第二の人生」を迎え、読書で新しい世界を広げようと思う人たち

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.「さわり」を読むー頭の中に残る情報だけが重要だ

 

2.読書の土台をつくるー子どもや学生のころに読んだ本

 

3.歴史を学ぶー大局観が身につく本

 

4.視野を広げるー世界を縦・横・斜めに見る本

 

5.経済を学ぶー「今日よりいい明日はない」生き方

 

 

 

この本の冒頭で著者は、本は「読む」ものではない、「見る」ものだ、と述べています。

 

 

ここで紹介されている著者・榊原英資さんの読書法は、私の速読法とほぼ同じで、本の本質は次の3つからだいたいつかむことができる、と説いています。

 

 

◆ 「はしがき」や「はじめに」に書かれた著者の言葉

 

◆ 「あとがき」や「おわりに」に書かれた著者の言葉

 

◆ 「目次」で、全体を小分けにし見出しをつけて紹介された内容・構成

 

 

私もビジネス書を読むときは、①はじめに(まえがき)→ ②あとがき(おわりに)→ ③目次の順に読み、そこでだいたいの内容と全体像・構成を頭に入れます。

 

 

そうすると、自分がその本から何を得たいのか、情報として何を吸収したいのか、そしてそれが本のどの位置に書かれているのかを、ほぼ把握することができます。

 

 

したがって、必要な個所のみ、じっくりと一字一句、精読し、残りの箇所はスピードを上げてサッと読むのです。

 

 

本書で紹介している著者の読書法もほぼ同様で、それを榊原さんは、本を「見る」と表現しています。

 

 

 

但し、「読書というインプットは、どんなアウトプットにも欠かせない」と著者は言います。

 

 

それは、生活の質を向上させ、心の豊かさをはぐくみ、カネやモノに左右されない本当の幸せを手にすることこそ、成熟期に生きる私たちに最も必要とされる生き方だからだ、と著者は提唱しています。

 

 

読書は、そんな生き方に絶対不可欠なものなのです。

 

 

さまざまな人のさまざまな生き方や考え方を、自分の頭や心にインプットする読書は、頭という無限の可能性を秘めた土壌を耕し、心を豊かにはぐくみます。そこから自分オリジナルのアウトプットが生まれ、日々の生活の質を高めていく、とこの本では説明しています。

 

 

 

次に何を読むか、ということについては、著者は「大局観」を見につけるために「歴史」を学ぶことを勧めています。「歴史の流れ」の中で現在を見るという視点が大切なのです。

 

 

とくに薦めているのが、以下の2冊です。

 

 

 

 

また、視野を広げるという観点から、世界を縦・横・斜めに見る本を読むべきだ、ということです。

 

 

具体的な推薦書は、次の5冊です。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、著者の専門である「経済を学ぶ」については、友人でもあるジェフリー・サックスジェセフ・スティグリッツという二人の米国の経済学者の本を挙げています。

 

 

 

 

 

 

日本の経済学者では、水野和夫氏の本を推薦しています。

 

 

 

この本の最後では、日本の強さを示すキーワードとして、次の3つを挙げています。

 

 

◆ 環境

 

◆ 安全

 

◆ 健康

 

 

 

成熟国家には、成長期と異なる、成熟期なりの生き方・暮らし方があり、以上の日本の強さ3つの分野で、世界と勝負していけばいい、と著者は結論づけています。

 

 

あなたも本書を読んで、「見る読書」により、読書の幅を広げてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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