『縄文文化が日本人の未来を拓く』

2019.01.28 (月)

「日本文化は、今も世界的に注目されています。」「欧米や大陸の国木にの歴史の中にはない歴史を持っているからです。それは縄文時代という、1万年以上にわたる自然と共生した歴史です。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、國學院大學名誉教授小林達雄さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

小林達雄『縄文文化が日本人の未来を拓く』(徳間書店)

 

 

この本は、縄文人は何を考え、どんな世界を生きていたのか、現代にも生きる「縄文の文化的遺伝子」を描き出している書です。

 

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

 

1.プロローグ 世界に先駆けて定住を果たした縄文

 

2.1万年以上の自然との共生で芽生える縄文文化

 

3.縄文火焔土器は器を超え物語を伝えている

 

4.日本人の心に息づく縄文大和言葉

 

5.現代より豊かな縄文の狩猟採集生活

 

6.縄文記念物の心は、現代までつながっている

 

7.エピローグ 「自然と共生した」縄文と「自然を克服する」大陸文化

 

 

 

この本の冒頭で著者は、人類の登場から新石器時代までの歴史の中で、縄文定住革命の意義について、以下のように整理して解説しています。

 

 

◆ 46億年前: 地球の誕生

 

◆ 38億年前: 生命体の誕生

 

◆ 600万年前: ヒトの登場(ネアンデルタール人など旧人類)

 

◆ 20万年前: 現生人類(クロマニヨン人など)⇒ 旧石器文化(動物と同じ遊動的な狩猟採集生活)

 

◆ 1万5,000年前: 縄文定住革命(日本列島で、狩猟採集でありながら定住が始まる)

 

◆ 1万年前(紀元前8,000年): 新石器革命(農耕革命による定住の開始)・・・シュメール(メソポタミア)が最初

 

 

 

つまり、これまでの歴史では、1万年前の「農耕革命」により人類は定住を開始し、旧石器時代から新石器時代に移行した、とされていました。

 

 

最も早かったのが、1万年(紀元前8,000年あるいは1万2,000年前)のメソポタミア(シュメール人)で、ほぼ同時期にインドペルーでも農耕による定住が始まったと言われています。

 

 

さらに、紀元前6,000年にエジプト、紀元前5,000年に中国、そして紀元前2,700年にメソアメリカ(マヤ、アステカ)でも定住が始まりました。

 

 

 

日本では、3,000年前(紀元前950年頃)弥生時代として、農耕が始まり新石器時代になった、とされていましたが、それよりずっと以前の1億5,000年前(紀元前1億3,000年)には、「狩猟採集のまま定住生活を行う」という、世界でも例を見ない独自の縄文文化が開始されました。

 

 

 

この日本の縄文定住文化の特徴は、「自然との共存共生」であり、人が自然を征服する「農耕」ではなく、あくまでも他の動物と同じ「狩猟採集」を生活の糧にしていたため、自然との共生がコンセプトだったのです。

 

 

 

本書では、数々の縄文土器の分布や、竪穴住居が立地するムラ、そしてハラという自然との共生の場を紹介しています。

 

 

縄文人は季節との繋がりをとくに大切にしていて、記念物(モニュメント)として山を取り込んだり、夏至や冬至の日の出・日の入りを計算して、その向きを正確に決めています。

 

 

さらに春分や秋分の日も意識していたことが遺跡から分かる、ということです。

 

 

縄文時代には、自然を利用しながら、これは食べられる、これは食べられないという情報の蓄積をどんどん増やしていって、食糧事情を安定させています、と著者は言います。

 

 

これを「縄文姿勢方針」とこの本では呼んでいて、自然界の多種多様なものを利用することによって、生活の安定を確保するものです。

 

 

 

さらに本書の後半では、縄文大和言葉縄文カレンダーなど、縄文文化が日本人の基礎になっていることを示す重要な見解が披露されています。

 

 

興味ある方はぜひ、この本を手に取ってお読みください。

 

 

あなたも本書を読んで、「縄文文化が日本人の未来を拓く」ことを確信してみませんか。

 

 

 

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