『アドラー流「自信」が生まれる本:気がつかなかった魅力が見つかる「3つの質問」』

2020.06.18 (木)

アドラー心理学では、「自分らしさ」、専門的に言うと、「一人ひとりが持つ固有の能力(リソース)」を非常に重視します、と述べて、勇気づけによって、自分の存在価値や魅力に気づき、自信を持って人生と向き合えるようになっていく、と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、昨日に続き、1947年栃木県生まれ、早稲田大学卒業後、外資系企業の管理職などを経て、1985年にヒューマン・ギルドを設立し、アドラー心理学に基づくカウンセリンング、カウンセラーの養成をしてきたアドラー心理学カウンセリング指導者上級教育カウンセラー岩井俊徳さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

岩井俊徳『アドラー流「自信」が生まれる本:気がつかなかった魅力が見つかる「3つの質問」』(王様文庫)

 

 

この本は、「勇気づけの心理学」とも言われるアドラー心理学によって、困難を克服する活力を与え、他人に対して行うだけでなく、自分への勇気づけの大切さを伝え、アドラー心理学によって人生を変えていくためのコツをまとめた書です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.はじめに アドラー心理学で「新しい自分」に出会う

 

2.アドラー流「魅力」と「自信」の法則-新しい自分を引き出す3つの質問

 

3.「どこに向かっているか」わかる人は輝いている-人が3カ月で変わるターニングポイント

 

4.あなたの中の「オリジナリティ」の見つけ方-「人と違うところ」に大切なものがある

 

5.自分にあげたい言葉、きっかけ、ご褒美-「勇気づけ」というすごい力

 

6.「期待」が人を大きくする-「クリエイティブ・セルフ」のすすめ

 

 

 

この本の冒頭で著者は、日常生活の中で、これまで気づかなかった自分の魅力を見つけ、元気と自信がわいてくるには、どうしたらいいのでしょうか、と問いかけ、次の「3つの質問」への答えを求めることを紹介しています。

 

 

◆「新しい人生」をどう切り開きたいですか?

 

◆「本当の目標」は何ですか?

 

◆「後戻りしない」ために何をしますか?

 

 

 

続いて、アドラー流のエッセンスである、「人生の主人公」は自分自身である、と述べて、「未来の自分」もあなた自身で自由自在に作っていくことができる、と説いています。

 

 

 

次に「Column」として、欧米ではアドラーはフロイト、ユングとともに「心理学の三大巨頭」の一人と称されていて、アドラー心理学の五大特徴を以下の通り、紹介しています。

 

 

1.自己決定性-自分を主人公にする

 

2.目的論-人間の行動には目的がある

 

3.全体論-人は心も体もたった一つ

 

4.認知論-誰もが自分だけの「メガネ」を通して物事を見ている

 

5.対人関係論-すべての行動には相手役がいる

 

 

 

本書の前半では、「自分らしく生きる3つのポイント」(=➀未来志向で新しい人生を切り開く生き方へシフトする、②自分が本当に目指す目標を知り、そこに向かって歩きていく方法を身につける、③新しい生き方から以前の生き方に戻らないようケアを怠らない)の中で、1番目の「未来志向の生き方」について解説しています。

 

 

 

そのために、まず誰もが持っている「色メガネ」(=➀決めつけ、②誇張、③見落とし、④過度の一般化、⑤誤った価値観)を外してみることを提唱しています。

 

 

 

そして、「未来の目的」を大事にして生きることで、もっと自分らしく、もっと幸せになっていけるとして、次のような「いいこと」(=メリット)を挙げています。

 

 

◆「創造可能」な未来を手に入れられる

 

◆ 自分が「主人公」になれる

 

◆ 確実に自分に「勇気を与える」ことができる

 

 

 

アドラーがすすめる「ポジティブな人生」とは、以下の4つの「究極目標」を持っていることを知り、そこに向かうことです。

 

 

1.優越: 自分の理想や目標に近づこうと努力していく

 

2.所属: 自分の居場所の確かさを求め、周囲と折り合いをつけたい

 

3.安楽: 保護され安全を守られ、ラクをしていたい

 

4.支配: 周囲の人たちを思い通りコントロールしたい

 

 

 

この本の中盤では、「自分らしく生きる3つのポイント」の2番目である自分の目指す目標として、「自分のオリジナリティ」の見つけ方について記されています。

 

 

 

そのポイントは、次の3つです。

 

 

◆ ニーズ: 変わる必要性があることに気づくこと

 

◆ スキル: 変わるための方法を身につけること

 

◆ 勇気:「未来の袂」のために「今の不快」を受け入れる活力を持つこと

 

 

 

そして、自分の「強み」を活かす「究極目標」の見つけ方として、以下の5つのポイントを挙げています。

 

 

◆ ある日あるところでの特定の出来事(1回だけ起きたこと)

 

◆ はじめと終わりがあるストーリーであること

 

◆ ありありと視覚的に思い出せること

 

◆ 感情をともなっていること

 

◆ できれば10歳ぐらいまでの思い出

 

 

 

続いて、「自分起こし」のトレーニングにある「ライフスタイル」のタイプを知ることです。アドラー心理学でいう「ライフスタイル」とは、「自分自身についての信念」(=自己概念)、「自分の周りの世界に対する信念」(=世界像)、「自分がどうありたいかの理想」(=自己理想)を含めた広い意味です。

 

 

 

ライフスタイルのタイプは以下の6つです。

 

 

1.欲張り対応(ゲッター)

 

2.赤ん坊タイプ(ベイビー)

 

3.人間機関車タイプ(ドライバー)

 

4.自己抑制タイプ(コントローラー)

 

5.興奮探しタイプ(エキサイトメントシーカー)

 

6.安楽タイプ(アームチェア)

 

 

 

以上の「究極目標」と「ライフスタイルのタイプ」を知り、自分の目指す目標や「オリジナリティ」を身につけることが大切なのです。

 

 

 

本書の最後では、「自分らしく生きる3つのポイント」の3番目である「後戻りしないケア」として、「クリエイティブ・セルフ」のすすめが記されています。ポイントは以下の通りです。

 

 

◆ 自分自身に「期待」しているときが一番楽しい

 

◆ 人は「楽しそうな人」に引き寄せられる

 

◆「軌道修正」しやすい環境をつくっておく

 

◆「こうなりたい」という未来の自分を徹底的にイメージし、それにふさわしい行動をする

 

 

 

あなたも本書を読んで、自分の魅力に気づいて、「ワクワク感」を続け、目指す「未来の自分」を手に入れてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2425日目】

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