書評ブログ

『人前で話すのがラクになる!5つの魔法』

「人前であがる、赤面する、手足が震えるなどの症状が劇的に改善!1日10分、約10日間のトレーニングで、人前であがらずに話せるようになる!」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、ヴィゴラスマインド代表メンタルコミュニケーショントレーナー金光サリィさんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

金光サリィ『人前で話すのがラクになる!5つの魔法』(ダイヤモンド社)

 

 

この本は、超あがり症で、人前に立つと顔は真っ赤、頭の中は真っ白、手足はガクガクブルブルと震え、視界はグラグラとゆがんで息苦しくなるほどだった著者が、たった数日間、1日数分の魔法のトレーニングを続けたことで、見事にあがり症を克服した、その方法を全部、伝えてくれる書です。

 

 

また、次のような人にも役立つ本として書かれました。

 

 

◆ 講師や営業職で毎回緊張している

 

◆ 面接を控えている

 

◆ 音楽家、スポーツ選手など、大舞台で力を発揮したい

 

◆ 自分に自信が持てない、なんだか生きづらいと感じている

 

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

 

1.脳を使えばできる!極度のあがり症が10日で克服できた

 

2.言葉で脳をコントロールする 【言葉の魔法】

 

3.態度を変えれば自信が生まれる! 【態度の魔法】

 

4.行動を変えると人生が変わる! 【行動の魔法】

 

5.成功しているイメージを脳に上書きする! 【イメージの魔法】

 

6.話す内容をワンシートにまとめるマンダラボックス法 【1枚の魔法】

 

7.スピーチを成功させる鉄板7つのテクニック

 

8.もう大丈夫! あなたは必ず人前で楽しくスピーチできます!

 

 

この本の冒頭で著者は、あがり症克服のため、「脳のメカニズム」について説明しています。

 

 

すなわち、「健康な体」と「健康な心」のつくり方は同じ、というのが結論です。まず、「健康な体」は、次のようにできています。

 

1.「食べ物」を入れ

2.「代謝」し、

3.「排泄」する

 

 

それに対して、「健康な心」は以下のようにしてできます。

 

1.「情報」を入れ

2.「記憶を更新」し

3.「発信」する

 

 

つまり、あがり症の人は、①ネガティブな情報を多く受け取り、②記憶の更新もネガティブなもので満たされ、そこから、③発信(言葉や態度、行動など)も、やじゃりうまくない発信=あがり症色の濃いものになる、という「心の負のスパイラル」が起こる、と著者は説明しています。

 

 

次に、こうした「心の負のスパイラル」から抜け出す「5つの魔法」を本書では説明して行きますが、まずそこを読む前に、以下の事前ルールを守るよう呼びかけています。脳が「どうせ無理」とネガティブに判断して読むことのないためにです。

 

 

ルール: うなづきながら笑顔で読む

 

 

その上で、本書で提唱している「5つの魔法」は次の通りです。

 

 

1.言葉の魔法: いい声がけをすれば行動は改善する、欲しい状態を素直に言葉にする

 

2.態度の魔法: 感情は態度でコントロールできる、笑うから楽しい

 

3.行動の魔法: 試練は「ドM幸福論」で受け入れ、それでも変化を続ける

 

4.イメージの魔法: 成功イメージを書き出し、瞑想で潜在意識のフタが開ける

 

5.1枚の魔法: 1枚にまとめると、脳がリラックスする、キーワードで書くマンダラボックス

 

 

上記の中でとくに、4番目の魔法「瞑想」について、「人の五臓の中で、唯一意識的に動かせるのが肺=呼吸である。」という記述は印象的です。

 

 

この呼吸をコントロールすることが潜在意識ににアクセス(フタを開ける)鍵となっている、と著者は説明しています。瞑想は、まさにこの呼吸をコントロールしてフタを開ける行為だ、ということです。

 

 

深呼吸で潜在意識のフタを開く方法は簡単で、以下の通り行います。

 

①目を閉じて全身をだら~んとさせる、リラックス状態にする

②息を口からy~くりと吐く

③吐き終えたら、更に吐く、体の中の空気を全部出し切るつもりで

④鼻からいっぱいきれいな空気を取り込む

⑤これを数回繰り返す

 

 

 

この本の後半では、スピーチを成功させる「鉄板7つのテクニック」が以下の通り、紹介されています。

 

 

1.ファースト・ステップテクニック: はじめの一歩を聴衆側とは逆の足から踏み出す

 

2.テイクパワーテクニック: 拍手を受け入れる

 

3.ムーブ・ザ・マイクテクニック: マイクを動かす

 

4.改め挨拶テクニック: 聴衆と呼吸を合わせる

 

5.目線ビーム返しテクニック: アイコンタクト

 

6.ハンガーテクニック: 頭と肩の位置を固定

 

7.ゴートゥー・ザ・レフトテクニック: 過去から未来へ聴衆を導く

 

 

さらに本書の最後には、本番直前と本番での留意事項が次の通り記されています。

 

 

◆ イメージリハーサルする

 

◆ イメージを変えれば自分が変わる、相手の反応が変わる

 

◆ いい空気をつくるには、自分が楽しむこと

 

◆ 反省はしないで、大成功を全身で感じる

 

◆ 克服ゲームを、ワクワク攻略しよう

 

 

あなたも本書を読んで、人前で話すのがラクになる「5つの魔法」を使って、あがり症を克服しませんか。

 

 

 

 

私、大杉潤は、「まちの本屋」再生プロジェクトとして、クラウドファンディングにより、読書交流会トークショー・イベントを開催しています。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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