「自分が主役の人生」という働き方

会社でサラリーマンやOLとして働いている人々に共通する悩みがあります。
それは「仕事にやりがいが持てず、成果が正当に評価されていない」という思いです。

 

何故かというと、「自分の好きなこと」を仕事にしていないからというのが第一。
そして、上司や経営者といった「他人の評価軸」で評価がなされることが第二です。

 

会社がめざす方向や会社から与えられる役割は、殆ど自分では選べません。
また、仕事の「評価軸」というのは一人ひとり全部違っていて、客観的な評価や公平な
評価というものは存在しません。

 

私自身の複数の会社での経験からも、仕事の評価というのは上司の「好き嫌い」
なされるもので、ほんとうの仕事の成果とは無関係と考えた方が真実に近いでしょう。

 

人間が人間を評価する以上、公平・中立な評価などあり得ず、むしろ「えこひいき
「自分にとって損か得か」といった極めて低次元な尺度で評価は決められています。

 

したがって「仕事の評価が低い」とか「自分には能力がないのではないか」といって
悩む方が多いのですが、悩む必要など全くない、というのが私の考え方です。

 

だって、そもそも評価自体が「いいかげん」なのですから。悩むだけ時間の無駄です。
自分を正しく評価できるのは世界でただひとり「自分」だけです。

 

私も30年を超えるビジネスマン生活において、「正当に評価された」と思ったことは
殆どありません。また私自身も管理職や経営幹部として、何百人もの部下の評価を
行ってきましたが、主観を一切排除して中立・公平に評価してきたかと問われたら、
やはりそれは不可能で、「自分の評価だけが公平で正しい」とはとても言えないのが
正直なところです。

 

できるだけ誠実に客観的に評価しようという姿勢でいたとしても、人間が人間に対し
て行う評価には好みや主観が入らざるを得ないと思います。

 

そうであるなら、会社での他人の評価に振り回されるのではなく、「自分が主役の人生」
を送ってみたいと思いませんか。

 

私は3回の転職を経験して様々な職場で仕事をしてきた中で、納得のいかない評価を
つねに受けてきました。だったら自分の人生の「指揮権」を手放すことなく、自らの価値
観で生きていく道を選ぼうと考えました。

 

作家のジョン・キムさんはそれを『媚びない人生』と呼びました。慶應義塾大学のキム・ゼミ
最終講義でのメッセージは大きな反響を呼び、本になりました。

 

 

私が、定年後の不安に悩むビジネスパーソンに対して提案している生き方、それが
「定年前起業」という働き方です。皆さんもこれまでの人生を振り返り、自分がほんとうに
好きなこと、やりたいことは何なのか
を一緒に考えてみませんか。
そのうえで、「起業」という道を選ばれるならば、私 大杉潤が全力でお手伝いをさせて
いただきます。

 

では、今日もハッピーな1日を。